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ハフポストに寄稿しました。駐在エントリーのラストです。 赴任してから1年間で感じたことをすべて纏めました。
長文となりますが、改めてお読みいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

<以前のコメント>
https://newspicks.com/news/2280701

2017年06月02日
早いものでアメリカに来て1年が経ちました。3つ続いた駐在エントリーは今回が最後です。今回も個人の意見なのでご参考まで。
著者の方から直接コメント要請をいただきました。私もアメリカ在住の人間として、自分の経験を少しお話したいと思います。

記事でも触れられているように、アメリカは競争社会ですが、「競争社会」は必ずしもフェアではありません。たとえばアメリカは日本よりはるかに男女平等と多様性が進んでいる社会ですが、やはり社会慣習上、優遇されるのは白人男性です。ですから、生涯年収、年収のピーク年齢、平均的な昇進スピード、また転職なども、人種・ジェンダーによって違いますから、その人のバックグラウンドによって「アメリカの仕事」をどう評価するか、かなり変わってくると思います。

私は大学という、ポリティカルコレクトネスに守られた場所で働いていますが、それでもセクハラやレイシズムを経験したことはあります。アジア人で、英語ネイティブでもなく、しかも女性ということで、指導している学生からなめられていると感じることもあります。

また、忘れてはならないのはアメリカの「貧富の差」です。実は日本とアメリカの「貧富の差」はあまり変わりませんが、日本では一億総中流意識に象徴されるように、社会階層格差を無視する傾向があります。アメリカでは社会階層の違いを多くの人が認識しています。階層が上の人は自分のアチーブメントは「自分の努力の結果である」と自己正当化する一方、階層が下の人は自分の階層が「何をしても抜け出せないもの」と諦めています。

しかし、だからこそ「アメリカンドリーム」のように、階層上昇は高く評価されます。たとえば、日本ではあまり馴染みのない考え方に「大学第一世代」があります。親世代まで大学進学者はおらず、家族で初めての大学進学者である子は「私は大学第一世代です」と胸を張って表現します。

アメリカも様々な社会問題を抱えていますし、この記事にあるようにアメリカは不便ですが、それでも私にとってはアメリカの方が住みやすい場所です。女性の場合、日本の職場ではガラスの天井が明確に存在し、日々の生活では様々な形で「女子力」抑圧を受けながら生活しています。アメリカでは、そういった抑圧から多少なりとも解放されます。何より、アメリカでは少しでも違和感を感じたら、徹底的に闘うことが許されています。納得するまで徹底的に喧嘩できるアメリカは、多くの「生意気な女」にとって日本よりはるかに快適な場所でしょう。
お仕事の愚痴が出ていないのが素晴らしいです。わたしのサラリーマン時代のアメリカ本社駐在のときなんかそんな余裕もなくて必死。しかも頼ろうにも日本人が2人しかいなくて。たぶんわたしが書くならそんなドタバタ劇になりそうです。

会社で当代切っての英語使いと言われたわたし(←誇張あり。真偽の程はふめー)がいちばん困ったのは実はやっぱり英語だったの。わっはっは。特に電話。こっちの顔も相手の顔も見えないから余計に困る。つまり相手がわかってんだかわかってないんだかこっちもわからないしわたしがわかってんだかわかってないんだか相手もわからないんですよ。"do you understand what I'm saying?"というのがわたしの決まり文句でアメリカ人同僚にジョークにされるほどでした。ううむ。恥ずかしい。

しかもアメリカ人ってこっちが喋ってる最中に日本人同士のように「うんうん」とか「なるほど」とかいう相槌はいっさいうたないんですよ。ひたすらずーっと黙って聞いてるの。不安になって"hello?"って聞くと"I am listening"とひとこと返ってくる。逆に相手が喋っている最中に何か言い返そうとすると"let me finish"といわれる。これも恥ずかしい。

そんな電話のなかでさらに困るのがボイスメール。こちらのことも考えずに一方的に喋って録音されたメッセージにさらに別の人のボイスメールのコメントがくっついてボイスメールが転送されてくる。もう誰が何を喋ってんだかわからなくて泣きそうになったことがしばしば。改めて電話をかけなおしたりしていったい何のためのボイスメールなんだか。すっごく恥ずかしい。

英語しか使わない仕事で汗をかいたり走り回ったりとドタバタしていたわたしのようなダメ社員とは違って、筆者には日米文化の比較を論じる余裕がある。ほんとに素敵だと思いました。いやいや立派ですわー。わたしの失敗ばかりの恥だらけの七転八倒&抱腹絶倒のアメリカ滞在体験記を聞きたい方はぜひオフ会で(^o^)
普段フィリピンにいるのですが、今アメリカに来ています。この記事を読んでとても納得しました。
私がアメリカに来て不思議に思ったことがわかりやすく書いてあります。
お勧めの記事ですね。
面白かったです。延べ滞在時間はそんなに長くないのに、気付きのコスパは抜群。
マクロな視点からミクロまで、痒いところに手がとどく気分で心地よく読めました。

UberやLyftだけでなく、Gett、マンハッタンの直線移動が一律5ドルでできるViaがあるんですね。早速試してみよう。楽しみです。ありがとうございます!
毎回思うのですが「日本人は農耕民族で欧米人は狩猟民族」ておかしいですよね。どの地域だって狩猟→農耕→商業という経済形態なはず
素敵な記事ですね。思わずフォローさせていただきました。

海外で働いてみて、一番良かったのは、自分には日本が一番好きだし過ごしやすいと心底実感したことでした。
冬暖かくていいなぁ
「テクノロジー好きなら一度アメリカを訪れてみるべき」と「東京より暮らしやすい都市はないと思う」について。

最近、ニューヨークから初めて東京に来たビジネスパーソンと話す機会があった。日本はテクノロジーの国と聞いていたが、そうでもないと思った、というのが最初の印象。しかし、アメリカと比べて圧倒的に成熟した文化の国で驚いたというのが次の発言だった。街をいく人も車もすべてものすごく静か、大声を出す人もクラクションを鳴らすクルマもない。道路をふさぐトラックがあっても、タクシーの運転手は忍耐強く待っている。アメリアなら2秒で悪態を叫んでいるだろう、とのこと。その後、清潔で安全で魅力ある店舗やレストランの話が続いた。

時々、「よそ者」(他の地域あるいは社会から来た人、旅人)の目で自分たちを見るのは、「鏡」を用意してもらうようで役立つ。久しぶりに、こちらもニューヨークに行ってみたくなった。