【提言】世界を変える技術、その“果実”はグーグルだけのものじゃない

2017/6/4
グーグルを筆頭にした米シリコンバレーの大手IT企業や、中国のBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)などが軒並み入れ込んでいる、人工知能の分野。
そんな華やかにして、熾烈な競争が繰り広げられているこの分野で、日本でもトヨタやファナック、NTTといった大手企業と手を組む有望なITベンチャーがある。それがプリファード・ネットワークス(PFN)だ。
人間の脳をモデルにした深層学習(ディープラーニング)の可能性に早くから目をつけて、自動車や工作機械、バイオまで、日本に強みがある産業分野にAIを活かすための研究を昼夜続けている。
NewsPicks編集部は、PFNの最高戦略責任者(CSO)を務める丸山宏氏に、世界のITのトップ企業と、どのように向かい合っているのかを聞いた。