【提言】世界を変える技術、その“果実”はグーグルだけのものじゃない
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注目のコメント
現在、人工知能の議論は偏ったものになりやすい状況にある。
これは、頭脳にあたる狭い意味でのAI(「小AI」と呼びたい)とこれにデータを与えるセンサやデータ収集系(これは神経系にあたる)や判断の結果を現実に実行するアクチュエータや設備システム(これは筋骨にあたる)まで含むAIシステム全体(「大AI」と呼びたい)が区別されていないからだ。
世界を変えるのも、ビジネスが成り立つかどうかを決めるのも、このうち「大AI」である。残念ながらこの記事含め、多くの議論が、「小AI」でビジネスが決まるかのような議論になりがちだ。そんなわけはない。稚拙な議論だ。
AIの期待と妄想は高まっており、話題づくりのネタはことかかないが、「大AI」のレベルで、価格とコストが見合って、利益が出ている例は少ない。「大AI」レベルで、収益性があり、利益を再投資できる健全なビジネスを作ることが、世界を変えるビジネスを作ることになる。「小AI」の話を拡大解釈して、あたかも「大AI」レベルのビジネスが生まれるかの如き議論は、世の中を惑わす議論だ。むしろ「大AI」のレベルで、ビジネスの基本を愚直に踏まえ、妄想を超えて、地に足のついたビジネスを構築すべき時だと思う。ローデータの共有。
気象庁データが DVD だったとありますがこれは笑い話にならないかもしれません。
データの受け渡し問題、最近別件でも話題になりました。
一部個人情報伴うため、 紙ベース!!!での提出が定められている規定になっているというものがありました。 ゆえに統計データのアウトプットに時間がかかるそうです。。。
気象庁データが1週間程で手元に来たのは早い方では(良いとは言ってません)。
データの内容によっては、各地の拠点から集約するデータなどは受け渡し方法、個人を特定しないデータの共有など、 システムだけでなく規定の変更が各所で求められる。AI開発を主導している米国企業と、自国を海外勢から守り抜いてデータを死守した中国が圧倒的に先行している状況がよく分かった。もちろん、PFNのようにキラリと光る企業はあるのだけど、国の審議会のレベルの低さ含めて、残念ながら巻き返せるイメージはゼロだと感じだ