米英独は「フレンドリー」、日本は「礼儀正しい」ボットを好むと判明
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これは宗教観の違い.
農耕民族だった日本人はアニミズム.生物・無生物に関係なく,自然界のあらゆるものに固有の霊魂があると考える.無生物の「物」が話しかけてくることに違和感を感じない.日本で,ロボットアニメや人型ロボットが受け入られているのもそのせい.そのため,「ボット」にも神は宿ると無意識に考え,礼儀正しく接し,礼儀正しい返事が返ってくることに違和感を感じない.
一方,欧米では一神教.無生物の物に命を授けることは神への冒涜と考える.フランケンシュタインもしかり,ロボットもそう.とくに人型ロボットに違和感を覚える.だから,「ターミネーター」など劇画のなかで人型ロボットは恐怖の対象になる.そのため,日本人と逆で,礼儀正しい「ボット」はそこに神が宿っているようで気持ち悪い.彼らの「ボット」に対する扱いはぞんざいになる.あるいは「ボット」の背後に人がいて,その人とフレンドリーな会話をしていると考えている.
そう考えると,これらの日本での普及は早く,マーケットは大きいかもしれない.Pepperの生みの親のアルデバランロボティクス社はフランスの企業ですし、日本だけがヒューマノイドと親和性が高いわけではないですね。ただ家庭用のロボット、というとドラえもん的な友達ロボットのイメージに直結するのは日本のユニークなところかもしれません。いずれにせよ人とコンピューティングの距離が近くなり生活そのものに浸透するサービスになっていくには、ローカルの事情、人の生活の違いやそこにおける微妙な感じ方の違いなども考慮していく必要があります。
どういう質問項目なのかを見ないとなんとも言えないが、そもそものサービス提供者に対する意識調査と同じではないかという気もする。
アメリカのダイナーと日本のファミレスの違いみたいなものではないか。
それにしても、キャラクターの重要性は全くその通りで、この領域はこれから熱くなるだろうなあ。とは言えシナリオだけ書いてた人にインタラクティブなキャラづくりがすぐできるとも思わないのだけれども。