【検証エコノミー】金融庁 「豪腕」森長官路線 指導行政「先祖帰り」懸念
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注目のコメント
なんとも痛快な森金融庁長官の言葉。
「顧客本位を口でいうだけで、具体的な行動につなげられない金融機関が淘汰されていく環境を作っていくことがわれわれの責務だ」
しかし、当の金融機関の多くは、この「顧客本位」を何たるか理解せず(理解しようともせず)、言い訳程度に「顧客本位」の姿勢をとっておけばという態度。
恐らく、金融機関トップレベルで、森長官の真意を理解している人はかなり限られるのではないだろうか。これまで「嵐が通り過ぎるまで適当にお茶を濁す程度にやっておけば」的な発言を何人かの金融機関の経営層から何度か聞いたことがある。
これも致し方ないのであろうが、日本企業のダメさ加減の象徴に思えて、残念でならない。