4G LTEで監視・制御する、KDDIの「スマートドローン」が日本初の長距離飛行実験に成功
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KDDI,ソフトバンク,NTTなど,携帯電話会社によるドローン事業への参入が相次いでいます.現在のドローンはラジコンに過ぎませんので,ラジコン用の送受信器を使っています.これは,ドローンの普及にとって大きな足かせです.そこで,自律化したドローンが目視外に数多く飛行するようになった社会を見据えて,自社の通信網(4G LTE,5G)に,ドローンの誘導,監視,管制を取り込もうというわけです.
地上局から電波到達範囲外(目視外)を飛行する無人機の制御(コマンド・テレメトリー送受信)にLTEを使用する実験は多く行われています.LTEは,サービスエリアが広く汎用性もあり,高速で通信できるため,比較的リアルタイムに近い形で無人機を制御することが可能です.一方で,一般にアンテナが地上に向いているため,電波到達高度が一律でないこと,山間部・海上等に対象外エリアが存在すること,通信料金が高額である等の課題があります.他の電波と組み合わせて使用することになるでしょう.
そしてポイントは,ドローンを自らの通信インフラに引き込むだけでなく,運航管理システムの構築にあること.機体登録,3次元地図,運行管理など.運航管理システム,すなわちドローンを飛ばすためのプラットフォーム開発はどこが主導権を握るのか?
楽天「AirMap」
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ソフトバンク「SORAPASS」
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