江ノ島電が沿線住民優先の社会実験
ホウドウキョク
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注目のコメント
江ノ電は観光鉄道としてだけではなく、地域住民の足としても重要な存在です。
特に海と山に囲まれた鎌倉は、渋滞が発生しやすく、今も昔も江ノ電は大事な地域住民の足になっています。
又、今回の対象となる腰越〜長谷館には、鎌倉高校、七里ヶ浜高校などがあり、多くの学生が江ノ電を通学の足として利用しています。
鎌倉駅は、ホームが小さく、しかも観光シーズンには非常に混み合いますので、今回のような処置は、時期によっては地元住民にとってはありがたいと思います。
江ノ電が変わらず地元に愛されているのは、いつの時代も、こうした地域とともにあるという姿勢があるからなのでしょうね。群を抜くホスピタリティの高さで有名な長野県の中央タクシーは、長野五輪の特需で他のタクシー会社が予約で一杯になる中、いつも足として使ってくれる地元の人のために特需の予約を断って通常通り営業したというエピソードがあります。
https://matome.naver.jp/m/odai/2137493006855137001
地方のタクシー業界がこれだけ厳しい中で、1台あたり売上は他社平均の2倍、離職率はほぼゼロという驚異的な数字を実現しています。いつか無くなる特需に飛びつくのではなく、長く暮らす地元の方への着実なサービス提供を目指していることも一因なのでしょうね。