仏マクロン陣営、「大規模なハッキング攻撃受けた」 決選投票間近
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【大統領候補マクロン氏・ハッキング被害】
マクロン陣営が大規模なハッキング攻撃をうけている訴えは以前からもありました。例えば、今年2月ごろからマクロン氏陣営の選対本部長リシャール・フェロン(Richard Ferrand)氏は、ロシアからのサイバー攻撃が数千にも及ぶと訴えています。また4月には情報セキュリティー大手トレンドマイクロ社がマクロン氏陣営がロシアのハッカー集団「ポーン・ストーム(Pawn Storm、別名APT28)」によるフィッシング攻撃の標的となり情報が盗まれるリスクがあったとする報告書を出しています。
このような悪意ある他国のハッキングはEU諸国に脅威を与えており、3月15日のオランダ下院議員選挙は人力による開票をする羽目になりました。それ以外にもドイツ・リトアニア・デンマークなど各国がサイバー攻撃への対抗策を打ち出しています。ロシア自身はこのようなEU諸国からの批判に反論していますが、悪意あるサイバー攻撃に対してのセキュリティを高めることは国家の責務になることでしょう。その意味では高いレベルのセキュリティ対策を誇るフィンランドやエストニアが注目されている模様です。
注目のコメント
これで大統領選挙の結果が変わってしまったら、民主主義に対する由々しき妨害ですね。
問題は、「これが原因で選挙の結果が変わったのか否か」が誰にもわからないため、「選挙のやり直し」などが行ない得ないことでしょう。
実行犯がどのような罰を受けるのか知りませんが、「大統領選挙の結果を変えられるなら厳罰を受けても構わない」と思っている人は少なくないでしょうから、選挙後に逮捕しても再発防止効果は薄いでしょうね。
P.S.
ハッキングされたという発表自体が真っ赤なウソである可能性も、ゼロではありませんね(笑)。