日経平均は今年初の4日続伸、米株高など好感 1カ月ぶり高値水準
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6日連続陽線で5日線が25日線を上回りゴールデンクロスが発生し、一気に一目均衡雲の上限も突破(強い)。
北朝鮮問題について聯合ニュース(朝鮮中央通信)は歴代最大規模の火力訓練について｢金正恩第1書記が視察する中で合同打撃＜デモ＞を行った｣と報じ、米国はICBM弾(北朝鮮射程)発射実験と今のところ完全に牽制出来てる所感。
トランプ政権は法人税率の35→15％への削減に加え、米企業が海外に保有する資産をリパトリエーションする際の税率を35→10％に引き下げる案も提示するらしく。議会共和党が進めていた国境調整税(BAT)は盛り込まれない見通し。
個人投資家は手仕舞い(売越し＆建玉減)。今回相場には(実際難しく)乗れてない所感。日経平均株価は4営業日続伸、TOPIXは5営業日続伸。東証1部騰落銘柄数は値上がり1,655/値下がり294は買い優勢。業種別では全33業種上昇。とくに石油石炭製品、ゴム製品、輸送用機器が高い。東証1部売買高は20.3億株。東証1部売買代金は2.5兆円と6営業日連続で2兆円超。
為替、ドル円は円売り優勢。昨晩NY時間に111円を割り込む円安水準。本日は朝方に111.37円（9:35）をつけた後、午後半ばまでは111.2円を挟んで小幅なレンジでもみ合い。以降は円が一段と売られ、15:25時点で111.48円。
日経平均は寄り付き19,184.92円、前日比+105.59円。2日連続でほぼ寄り底。日中安値19,170.86円（9:01）。その後、後場中頃までは19,180-19,240円のレンジで一進一退となりつつ、下値を切り下げ、以降は大引けにかけて一段高。高値引けとなり、終値（日中高値）は19,289.43円、前日比+210.10円。
昨日のTOPIXに続き、本日は日経平均も終値ベースで昨年末比プラ転。2日連続でほぼ寄り底、本日は高値引け。トランプ政権の政策期待再燃、北朝鮮等の地政学リスクや仏大統領選の不安後退から、投資家心理が大幅に改善しており、米国株上昇、円安とともに日本株も強い相場つき。現状のモメンタムからすると、しばし短期的なトレンド継続となる可能性はあるでしょう。先般の下落で底を打った感がしないので怖々ではありますが、乗れる時は乗っておくで良いのでしょうね。もちろんポジションを大きく取り過ぎないように注意を払いつつ。それと見送って待ちというのも選択肢の1つとして当然ありかと思います。
