[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は21日、同国軍が北朝鮮との国境に向けて装備や部隊を移動させているとの一部報道について、コメントを拒否した。
ロシア通信(RIA)伝えた。ロシア国内の部隊の配備については、情報を公開しないとしている。
これに先立ち、ロシア極東の一部のメディアは、軍の装備が北朝鮮との国境に向けて移送されているとの地元住民の話を伝えていた。
[モスクワ 21日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は21日、同国軍が北朝鮮との国境に向けて装備や部隊を移動させているとの一部報道について、コメントを拒否した。
ロシア通信(RIA)伝えた。ロシア国内の部隊の配備については、情報を公開しないとしている。
これに先立ち、ロシア極東の一部のメディアは、軍の装備が北朝鮮との国境に向けて移送されているとの地元住民の話を伝えていた。
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ロシア軍も警戒措置を取っていることは間違いないでしょう。
空軍は4月初めから厳戒態勢にあることを上院の国防安全保障委員会委員長が明らかにしています。
地上部隊が動いているとすれば、17kmの国境から難民が流入する場合の対処でしょうね。
追記
ロシア軍が警戒措置を取っていることと万景峰号のウラジオ航路就航が矛盾するとのコメントがありましたが、両者は両立し得るものです。
ロシアにとって北朝鮮の戦略的価値はウクライナやシリアよりもずっと低く、しかも中国の存在を考えれば直接介入できる場所ではありません。
過去の朝鮮半島危機におけるロシアの振る舞いを見ても、自国の防衛+対米牽制くらいが精々です。
今回の場合で言えば、自国国境を固めつつ、北朝鮮との友好関係をアピールしたり、アラスカ沖に爆撃機を飛ばしたりといったパフォーマンスを行っているというところだと思われます。
それともう一点。極東ロシア軍には北朝鮮に介入するほどの戦力がありません。
極東の地上兵力は陸軍と海軍歩兵部隊まで一切合切で8万人です。ロシア軍が本気で介入を考えるならば大規模な増援の到着や予備役動員といった動きがある筈ですが、そうした兆候も見られません。
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