東芝、苦肉の適正意見なし決算 晴れぬ視界
日本経済新聞
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注目のコメント
いろいろ論点が明確になったという意味ではよかった。
私も2番目に質問したが、①監査委員会の責任、監査法人の関係、②時価評価のあり方、あと、大西プロもいい質問をした。PWCとの見解の論点は、わずか3ヶ月で、なぜ7000億円の減損か、で、粉飾かDD不備、しかない。私は、以前からいうように、DD、コンサルのミスだと思う。疑問は、なぜ、コンサルの名を開示しないのか。本来は、コンサルを訴えるべきだろう。あるいは、この際、ロデリック氏なども訴えるべきだろう。
<追記>
安東プロのノレンの件は、その通りだが、それを判断する監査法人がいないのではないか。ソフトバンクARMのノレンなどは、技術屋でも意見が分かれるだろう。その上で、DDが甘すぎると思う。
質疑では、2015年度以前の決算も焦点だが、あくまで2016年度1-3QのS&Wの買収に伴う今回の減損の可能性をいつ認識したか、がPWCが気にしている点だと。12-3月の間では60万件のメールでは証拠が出なかった。
谷口氏の指摘のように、東芝がPWCを選んだのが背伸びし過ぎというのはその通り。そこも含め、現および前の監査委員会の責任が重いのではないか。
引き継ぎも含め。東芝の取締役会は、監査法人のお墨付き(素人っぽい言い方)が無い状態で、あくまで自分たち取締役らの判断でポジションをとって、四半期決算承認に掛かる取締役会決議/意思決定を行なったのは、なかなか画期的だと思います。
そしてこれであと、決算に大幅な修正が入ったら、取締役会の意思決定は何に拠っていたか/誤ったディスクロージャーを行なったという話に。決算発表をするの前門の虎、決算発表しないの後門の狼