【外山健太郎】テクノロジーの「善」を伸ばす方法論
NewsPicks編集部
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テクノロジーは、もともとあった社会の傾向を増幅するという、「増幅の法則」。同じことが、お金についても当てはまる。
お金は、もともとあった個人の傾向を拡大する、「拡大鏡」。
お金は個人の善悪を拡大し、テクノロジーは社会の善悪を増幅する。
となると、この変革期「日本3.0」において、改めて必要とされるのは、
『善の研究』である。テクノロジーを活かすためには、当事者への共有と納得が必要とのこと。
私は企業やNPOによる支援を、東北復興の現場に導入する仕事を続けています。必要なのは、地域の皆さんと信頼関係をつくり、合意形成を得ることです。そのため、草むしりを始めとした地域貢献からはじまり、毎日毎日地元の方と飲み交わし、小さな成功事例を積み上げ・・という取り組みを続けます。そうして一年たったぐらいに、当初の考えを地域に組み込んでいただけます。
テクノロジーが社会を変えるには、そうした地道な取り組みが必要という外山さんの認識に、共感します。テクノロジーは既存の社会のある方向性を増幅する「増幅の法則」って当たり前に聞こえるけど、知識や利用の経験を持っていれば思考が縛られてしまい、テクノロジー信奉者になりかねない。正しくテクノロジーの可能性を捉え、貧困などの社会課題の解決にどう結びつけるかを、われわれは考えなければなりません。テクノロジーを神話化するのではなく。