【慎泰俊】読書、議論、旅、運動、芸術の5つが教養をもたらす
コメント
注目のコメント
「なんでお前ごときが」というのは私自身インタビューされたときに感じたのですが、好きな分野なので思っているところを話しました。はい。
いわゆる教養という分野に関連するものが私は好きです。だから半ば自己正当化として「教養は役に立つ」と主張している可能性を否定できません。自分がサブカル好きだったら「サブカルなくして社会は読み解けない」とか言っている気もします。
あと、教養というと脳みそ系の話ばかりが多いですが、人間は動物なんだから、身体を動かすことも大切だと思っています。真善美を実践するのであれば、頭の中だけでなく、身体も整えたほうが良いと思うんですね。
(追記)
そういえば、大内さんのコメント見て書かなきゃと思ったんですが、僕はニュースは適度に読んでます。いまは基本EconomistとFTのみです。これはこれで、エスタブリッシュメント的なものの見方しかできなくなりそうで不安もあるんですが、いまは時間が無いのです。どの部分をタイトルに使おうか迷ってしまうぐらい、メッセージ性に溢れた話を聞くことができました。個人的に一番ドキッときたのは「ニュースを追うだけでは未来は読めない」というところ。日々のニュースに大量に目を通していても、なんとなく根無し草になってしまっていたような自分の心境をピタリと言い表されました。考えの基準というか、帰るべき母艦があって初めて、ニュースを追うことにも意味が出てくるのだと思います。
岩波文庫の密度の濃さ、慎さんに同感です。
岩波文庫といえば、空海以来の天才であった井筒俊彦さんの『意識と本質』を読んで最大の衝撃を受け、類書に数十万お金をかけ、数ヶ月を費やし、解説資料も作りました。新刊1,000円ちょっとの本ですが、私は100万円の価値があると感じています。(ビジネスには役立ちませんが)
こんな読書経験が、人生には必要ですよね。