任天堂「スイッチ」、生産計画を倍増
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ニンテンドースイッチと、ゼルダと1-2-Switchを予約して発売日に手に入れました。
結論から言って、これはゲームを遊ぶことだけに特化して作られた、過去最高のハードです。
大画面テレビで楽しむことも(音声だけイヤホン出力も)できるし、持ち運んで遊ぶことも、みんなと一緒にプレイすることも、複数台を持ち寄って対戦することもできる。
つまり、いつでもどこでも、どんなジャンルのゲームでも遊ぶことができる初めてのハード(コントローラの無いスマホやタブレット単体では、まともなアクションやシューティングゲームは遊べません)。
その上、とにかく多彩な遊びを詰め込んで美しくまとめたハード設計と、シンプルを極めたOSのUI/UXの完成度が半端ない。スリープ状態から2秒で起動(もうキャラが動かせる)できるのも素晴らしい。
ゼルダの新作については多くを語りませんが、ゲーム好きなら、この1本のために本体ごと買ってでもプレイすべき、ゲーム史に残る超傑作ソフト(ゲーム史上の名作5本に確実に入る)です。しかも、夏にはスプラトゥーン2が待っている。
ソフト不足にならない理由に、作りやすい開発環境(業界標準のミドルウェア対応)と、インディーゲームの強化と、リージョンフリー(世界中のゲームが遊べる)があります。WIIUのような2画面必須の変態的なハード構成じゃないので、移植や同時開発も容易です。さらに、据え置きでも携帯機でも遊べる。つまり、開発会社がどんどんゲームを出したくなるハード。
さらに、バーチャルコンソールで、スーファミなどのソフトがオンライン対戦可能になるという。
もはや、ゲーム好きなら買わない理由がない。知人が今日、電車の中で4人の小学生が4台のニンテンドースイッチを持ち寄って遊んでいた姿を見たそうです。ホリデーシーズンでもないのに、この売れ行き。しかも、PS4など過去の据え置きハードとは違って、外に持ち出して知人友人に自慢できるし、一緒に遊べる。ハードに触れると欲しくなる。自動的にクチコミ伝播が生まれる商品設計。間違いなくWii並、いやそれ以上の爆発的なヒット機になると思います。Nintendo Switchは当初の出荷台数計画が200万台。需要に応じた増産体制は整っているとのことでした(①)。今年3月には、発売後3日間の国内推定販売台数が33万637台であったことが発表されました(②)。
なお、Wii Uは2012年11月発売で、2013年3月までに350万台弱の出荷です(①)。
JDIは、任天堂から300万台の受注を獲得しています。需要に応じた調整はされるものの、年末までに1,000万台強の出荷までが視野に入っているようです(③)。
①https://www.nintendo.co.jp/ir/pdf/2016/161028.pdf
②http://www.nikkei.com/article/DGXLASHD07H14_X00C17A3000000/
③https://newspicks.com/news/2009548この結果、在庫を考慮した場合でも、任天堂が18年3月期のスイッチ販売台数を1000万台超と見込んでいることになると関係者は話している。
この初年度1000万台というのは、外部ソフトメーカーがソフト開発に興味を示すためのベンチマークとされているため重要とのこと。
参考までに、Wiiは2006年11月の販売から翌07年12月末までに2000万台の販売を記録しています。