マイクロソフトが「社員全員で採用を仕掛ける」理由
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IT企業ではダイレクトリクルーティング、その中でもリファラル採用が中心となっている。実は人材ビジネスを手がけている会社でも、自分たちはダイレクトリクルーティングが半分以上ということも聞いたことがある(自分たちがそのビジネスをやっているので、どこからがダイレクトリクルーティングかは判断難しいが)。
リファラル採用は、社員の自社理解を進め、ロイヤリティを高めるという副次的な効果もある。記事の中にもあるように、自社を知らず、自社に対しての愛着が無いと、他人に勧められない。
マイクロソフトは「自分たちと違う人」を探して、ダイレクトに連れてくると書かれているが、最近は特にその傾向が強いと思う。サティアがCEOなってから、会社は大きく戦略を変えたが、それを実現するためには、今までとは異なる人材が必要だった。
日本企業では、そのような場合にも、内部の人を変えようとする。もちろん、それはそれで重要だが、それだけではスピードは遅く、期待するほどの変革はなし得ない。
変化を促進するのに、一番効果的なのは人を変えることだ。
そんなことを思い出させる。ビズリーチの多田さんとマイクロソフト人事役員の対談。
優秀な人材をとるためにはダイレクトリクルーティングで、その専門チームのソーシングチームがいる、という話。メモメモ。人事の仕事で最もプライオリティが高いものは採用です。
やはり自社の理念やビジョン、ミッションに共感し、それらを体現する人材を確保することが重要です。
そういう意味でリファラル採用やダイレクトソーシングは非常に理にかなっているし、様々な苦労はあれど採用につなげていらっしゃるのは素晴らしいですね。
ただ、それを体現出来るのは社内の人材が優秀で且つイキイキと働き、成果を出している基盤があってこそ。
採用が一番大事とか言っておきながらも、社員のパフォーマンス向上が鍵であり職場環境の改善をしないといけない現状にジレンマを感じてます…