【関谷英里子】いま22歳なら、アリババやバイドゥも選択肢
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「いま22歳だったら」インタビューしていただきました。
就職活動をされる方へのご参考になれば、とお話しましたが、就職活動は終わっても、それだけで人生は決まりませんよね。
「わたしの人生、これでよかったんだっけな」「ミッションだと思っていたことをやっているけど、コレ一生やるっていうのでいいんだっけ」とときどき考えてしまう、就職活動を経た方に向けては以下:
http://ecorner.stanford.edu/videos/5075/Designing-the-Life-You-Really-Want-Entire-Talk
アメリカでベストセラー書籍にもなっている、スタンフォードで人気の「Designing Your Life (人生をデザインする)」1時間講義バージョン。字幕もあるし、スクリプトもダウンロードできるので、英語の聞き取りに苦手意識のある方も見ていただけるのではないかと思います。
書籍はこちら。2017年3月現在邦訳はまだ出ていないようです。ビル・バーネット、デイブ・エバンズ著
https://www.amazon.co.jp/dp/B01BJSRSEC/
「人生をデザインする」をデザインシンキングの手法を用いてEmpathize-Define-Ideate-Prototype-Testのプロセスをやっていくワークショップを凝縮させた内容。「人生100年時代を生きる」というテーマにも沿っていて、就職活動から時間が経ってしまっているオトナのみなさんも見てみてください。共感するところの多い話。アジアなどでも英語を使う機会が増えているというのはまさにそう。英語が日常的に使われているシンガポールなどは当たり前ですが、そのほかの国でもビジネスパーソンは英語ができます。例えば、インドネシア人やベトナム人、タイ人で、英語圏留学の経験が無くても、英語で外国人と仕事をしている人は少なくありませんし、エグゼクティブ層でなくても、ごく普通にいます。綺麗な英語を話す人もいれば、現地語のなまりの強い人もいますが、「話す」という段階でハードルを感じていません。
アリババと言えば、学生のうちに、創業者のジャックマーに関する本は読んでおくことをお勧めします(いくつかは日本語にも訳されています)。中国だから、というバイアスは抜きに(むしろ就活生ぐらいの年代はそういうバイアスもあまりない印象も?)、いちビジネスパーソン、いち人間として示唆に富む話がふんだんに入っています。
また、中国最大のエンジェルファンド「チェンファンド」を率いる徐小平さんのライフヒストリーも波瀾万丈。裸一貫に近いところから、中国の一大教育グループ「ニューオリエンタル」を創業。そして、若者のベンチャースピリットに投資するエンジェル投資家へ。「アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ」というヒット映画にもなりました。下記にインタビュー記事を掲載しています。徐さんの話を聞いたとき、これは若い人にこそ聞いて欲しいと思いました。
生ける伝説。中国No.1エンジェル投資家、徐小平とは
https://newspicks.com/news/2052074
アメリカン・ドリーム・イン・チャイナ。教育者からエンジェル投資家へ
https://newspicks.com/news/2052555
20年後を見据えた投資。中国発ボーングローバルへの期待
https://newspicks.com/news/2053425
海外は大学生ぐらいのうちに、いったん、経験をしておくことをお勧めします。その後に海外関連の仕事をするのか、国内の仕事をするのかを選択していけば良いですし(国内の仕事と思っているうちに、あとあと海外との関わりが増えるのも良くある話)。海外企業でのインターンとか気張った話でなくても、1ヶ月ぐらい旅行する感じでも十分、色々なきっけは得られると思います。きっかけの先、が重要なのですが。