沖縄は本当に「貧しい」のか(後編) 樋口耕太郎 トリニティ株式会社社長、沖縄大学准教授に聞く

2017/3/12
樋口耕太郎(ひぐち・こうたろう)/トリニティ株式会社社長・沖縄大学准教授
1989年野村證券株式会社入社。ニューヨークおよび東京の投資銀行部門に、不動産金融・証券化・マーチャントバンキングの専門家として勤務し、2004年から沖縄で再生事業を開始。ホテル事業の再生などを手がけ、事業再生の専業会社トリニティ株式会社を設立。那覇で金融関係の講座を開く一方、沖縄大学で教鞭を執っている。
──地元紙沖縄タイムスで貧困について警鐘を鳴らす「沖縄から貧困がなくならない本当の理由」というタイトルの連載をし、かなりの反響を集めたそうですね。沖縄で貧困について議論するのはタブーだったのでしょうか。
「沖縄内部に問題が存在する」という議論がタブーなのだと思います。みんな感じているけれど口にできない。逆にだからこそ、これだけの反響があったのだと思います。
タブーだった「貧困」に関わる議論