ゴーン社長退任後の「地位と報酬」、ブラジル大統領待望論も!?
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日本の企業で事業と風土を変えるほどの権力を経営者に与えるのは多くの場合「創業者としての権威」か「共有された強烈な危機感」であるような気がします。経営者に隔絶的な報酬を認める土壌も同じでしょう。社内組織の階段を下から上がった経営者や外部から突然入った人材が、危機的状況でない中で従来の「社内常識」と異なる改変を主導したり高給を取ったりすると、どうしても反発が出てしまう。
そうした時の一つの拠り所は、社内に浸透した「創業者の権威(創業の精神)」を上手に使うこと。危機感をバネに「日産リバイバルプラン」を押し通したゴーン社長は創業者みたいのものでしょうから、ゴーン氏が「全幅の信頼を置いている」と持ちあげ「ゴーン氏の意向に沿った経営を行っていくことを匂わせる」ことも必要なのでしょうね・・・たぶん。日本企業の変革モデルの成功事例を見せてくれた日産自動車、経営の継承や処遇体系の面でも新たな成功モデルを築いて欲しいと感じます。もちろんゴーン社長ご本人の身の振り方も (^.^)/~~~