新着Pick
NewsPicks編集部

この記事は有料会員限定の記事となります。

432Picks
シェアする
Pick
Pick に失敗しました

人気 Picker
政治は一旦グローバル化と逆方向に向き、大きな摩擦を起こして揺り戻す。結局グローバル化は止められない。それはテクノロジーというパンドラの箱を開けることによって起こってるし、ホモ・サピエンスはそれを開いたら閉じられない種族だからだ。
「今、世界で何が起きているか、政治家も有権者もわかっていない。そんな状況で、民主主義がまともに機能するはずがない」というハラリ氏の指摘にはハッとしました。だからこそ、比較的わかりやすい「目先の利益」「"俺たち"の利益」を訴える政治家に、有権者の支持が集まるのでしょう。長期的に見て、合理的な判断かわからないにもかかわらず。
他国がどの元首を選ぼうとそれはよそ様の問題ですし、どうこう言うのはお門違いだとは思います。一方で、地球温暖化をはじめとした諸問題が国家の枠組みの中では解決しようがないことは、やはり懸念事項ではありますね。
「10年先、20年先がどうなっているのか、理解している人は誰もいない」状況に対しては不安を感じると同時に、すごい時代に出くわしているという興奮も感じます。
グローバリズムは世界的な貧富の差を増大させ国家による富の再分配を困難にしました。世界中のお金はグローバル企業とそこに投資する資産家に集中し、国家が彼等から徴税しようとするとタックスヘイブンへ逃げられてしまうためです。より安く生産するため先進国の賃金は新興国化し、安い輸入品が大量に押し寄せるため先進国では物価と給料が下がることで低インフレ~デフレになり低成長となっています。

地球規模の問題を解決していくには国際協調が重要ですが、市場をひとつにすることの弊害もやはり無視できなくなってきています。結局はそれが民意が出したブリグジッドやトランプ大統領という答えでしょう。確かに劇薬ですがしかしそれしかなかったのだと思います。世界が再び協調していくためにはグローバル企業や資産家のもとに過度に集中してしまったお金を世界規模で再分配する仕組みを作るか、国家レベルではBIによるインフレ税として彼等から徴収するかしかないのだと思います。
全く意外でもないし、新しい話でもないんだよな。普通に考えてそうだろ。。。
「意外に思われるかもしれませんが、その主因はテクノロジーの進展です」
3つのグローバルな問題が興味深い。

全てに影響するのがテクノロジー。テクノロジーによるインパクトをいかにポジティブな方向に誘えるか。そこに人類の叡智が試されます。
サピエンス全史の著者によるスケール感で語られる民主主義の危機。必読ですね。インタビュアーの大野和基氏の設問も素晴らしいです。
ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、有権者も政治家も正解かわからず、パワーを失い、世界を支配するルール(文明)は彼らを無視している、と示唆している。ではどうしたらいいのか。

「正解」をわかろうとするのではなく、自分たちの「嗜好」を徹底して対話し、底流に流れる普遍的な価値や美意識をあぶりだすのが良いと思う。そして、その最も有効な手法が「物語」となる。ハラリ氏の言葉を借りれば「虚構」である。

「虚構」がグローバルな文明を生み、「虚構」はローカルな文化も創造する。この2つのレベルの「虚構」を連結するのが民主主義の役割といえる。ローカルな物語を語り合うことで、グローバルな物語の合意形成に至る。それが21世紀の民主主義の新しい機能なのではないかと思う。
今、最も楽しみにしている連載です^^

インターネットが民主主義というパッケージを経ず資本主義というパッケージだけで誕生した、というのはハッとさせられました。それはこれからも我々の常識や根底を覆すような事象が民主主義を経ずに起こりうるということ。

民主主義や資本主義も国によってその使い方が微妙に違うため、インターネットの普及によってどの国で自分は生きていくかという自分に最適な民主主義や資本主義を選びやすい時代になったとは感じています。

資本主義も民主主義も今までの人類の歴史上最高のパッケージだと少なくとも私は捉えていますが、どちらも完璧なパッケージではないため、次の新たなパッケージが見つかるまでは何か不具合が生じた際に法規制などで均衡を保つなどの補完作業で対応していくことになるのだと思います。

核戦争のリスク、地球温暖化(気候変動)、テクノロジーによる破壊という今後人類が直面するであろう大きな脅威についても考えさせられる論考でした。

明日も楽しみです!

【追記】
じゃあ産業医としてどう考えるのかという論考が完全に抜けてましたが、松本宗明さんのコメントを見て「まさにその通り!」と改めて気付かされました。
冷静に状況把握と将来を見通す力を養い、市場価値を上げるために努力してるからなんとかなるさと軽度楽観的に考えられる、SOC首尾一貫感覚が今後ますます重要になってくるのだと思います。
1年後、あなたの勤めている会社がなくなるとしたら、あなたはどうしますか?と社員に問い続けよう(相当嫌な産業医ですが^^;)。
スピードの早すぎるインターネットやテクノロジーが民主主義の限界を露呈したのは、事実だと思います。資本主義をこれ以上ない形で使い倒しましたが、民主主義は取り入れなかった。基本的にはテクノロジーは経済的な成果を背景にした(ここが資本主義です)独裁です。
そう考えるとフィリピン、インドネシア、シンガポールのような開発独裁に近いように見えます。研究開発で陥る「死の谷」を超えるための独裁の権限を与えたのは、民衆や国民ではなく経済的な成果とリスクマネーですよね。
チャーチルの「民主主義は最悪の政治といえる。これまで試みられてきた、民主主義以外の全ての政治体制を除けばだが」という名言は今でも色あせないですが、陰りは見えてきたのでしょう。
歴史から学ぶとすれば形こそ違えども、開発独裁の国々を見ればすぐわかります。開発独裁が終わるトリガーは、汚職、腐敗、カリスマの死、などですが、その終わり方は民主化などの革命につながっていきます。シンガポール、マレーシア、中国などのように続いている国に共通するのは経済的な成果です。経済的な成果が権力の源泉ですので、成長している限り(汚職などに手を染めなければ、)その権力は保ち続けられる。
この連載について
政治、経済、安全保障、文化など、さまざまなファクターが絡まりながら進展していく国際情勢。日々、洪水のように流れる情報を追うだけでは、世界の真の姿を捉えることはできない。そこで本連載では、欧米・アジアの歴史学者、経済学者、政治学者が、専門的かつ鳥瞰(ちょうかん)的な観点から、世界のメガトレンドを分析し、国際情勢を読み解く視座を提供する。