【堀江貴文】AR、VRで生活はどう変わるのか?

2017/2/26
日本に新しい時代が到来しようとしている。明治維新から敗戦までの「日本1.0」、敗戦から今日までの「日本2.0」に続き、2020年前後から「日本3.0」がスタートするのではないか。そんな予測を拙著『日本3.0ー2020年の人生戦略』で記した。では、「日本3.0」はどんな時代になるのだろうか。各界のトップランナーとともに、「日本3.0」のかたちを考えていく。第3回は、堀江貴文氏とともにテクノロジー、メディア、政治などの切り口から未来を考える(全5回)。
第1回:未来予測に意味はあるか?
第2回:AIは電通を殺すのか?
第3回:議員をボット化。「ホリエモン新党」の戦略
第4回:AR、VRで生活はどう変わるのか?
第5回:これからも「紙の本」が生き残る理由

ホロレンズのすごみ

佐々木 今、世界ではAR(拡張現実)、VR(仮想現実)の話題が盛り上がっていますが、2020年前後の時間軸で、AR、VRはわれわれの生活をどう変えるんでしょうか?
堀江 今のAR、VRは、携帯電話の世界にあてはめると、ショルダーフォン、自動車電話だった時代ぐらい。時期でいうと、1980年代前半ぐらいだと思っているんです。
それから10年くらい経ってPHSが出てきて、一気に小さくなったでしょう。たったの10年ですよ。AR、VRもそうなる可能性があると思っています。
佐々木さんは、マイクロソフトのHololens(ホロレンズ)は経験したことありますか?
佐々木 まだないですね。