三陽商会が過去最大の113億円赤字、EC専門ブランド含む新戦略発表
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「総合ファッションカンパニー」への構造転換をミッションに掲げる ーー この表現自体で、すでに思考停止であることが懸念される。そもそも「金のなる木」がなくなっているのに、なぜ「総合」という多角化ができるのか? また「EC」に注力という掛け声はいいけれど、「カスタマージャーニー」はどう描いているのか?
「総合」では、事業構造が複雑すぎて、顧客には伝わらないのです。三陽商会は売上高の約8割が百貨店経由。ECはわずか5%。販売チャネル戦略の失敗は明らかで、そもそもこれからEC専用ブランドなるものを作ろうとするのも解せない。本当に生き残りたいのなら、既存ブランドをもっと外部ECで売り込むべき。
EC化率の低い百貨店アパレルがECを強化しても
短期的には利益が出ない。先ずは、大胆な閉店、
同時に新業態のSPA。店舗リストラ、事業リストラと同時に新ブランドの事業戦略を強くトップダウンで押し出せば2年で良くなる。改革を見守りたい。