【解説⑤】2部降格に上場廃止も…。東芝の「生き残り策」は?

2017/2/18

3つの上場廃止リスク

「メインバンクとして、可能な限りサポートしていく」
2017年2月16日、全国銀行協会の國部毅会長(三井住友銀行頭取)は、東芝への継続的な支援を表明した。東芝は、原発子会社ウェスチングハウスをめぐって、7125億円に上る減損が発生する見通しだが、メインバンクとしてサポートを続ける姿勢を改めて明らかにした形だ。
だが、金融機関のサポートを受けるにしても、東芝の経営再建の前には、試練ばかりが待ち受ける。