人工知能がかなわない、日本の熟練農家
ITpro
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日本の熟練農家の多くが後継者問題を前に「自分の暗黙知をデジタル化」しようと一念発起し、効果的なIoTセンサーの配置を発見したら、状況は進展する。
「チェスや将棋、囲碁などの世界では、人工知能は人間のトップクラスと同等なのに、農業ではかなわないなんて。」とあるが、領域の難しさの問題ではなく、デジタル情報があるかどうかの問題。私は熟練農家ではありませんので、作付け前に土壌分析して、過剰な成分、足りない成分などを確認し、肥料設計します。
あとは、適切な生育ステージに、適切な肥料を適量散布します。
そのとき、生育ステージの判断は、稲の形をみます。
散布する肥料の量は、葉っぱの色を見ます。
例えば、こういうのはAIが得意なのではないでしょうか。
粘りを出したければ、マグネシウムを、甘みを出したければ、、、
など、ある程度、食味も成分で調整できます。
研究者や肥料メーカーなどの努力によって、かなりのことがわかってます。
ただ、不思議なのは、同じレシピで栽培しても、私の作ったコメと、スタッフが作ったコメでは、味が違います。生えてる雑草も違ったりしてます。
人間の知恵では超えられない領域なのかもしれません。
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