2016年第4四半期の世界スマホ出荷台数、AppleがSamsungを抜き首位!
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Gartner発表の2016Q1~Q3の数値は下記で確認できます。
http://www.gartner.com/newsroom/id/3323017
http://www.gartner.com/newsroom/id/3415117
http://www.gartner.com/newsroom/id/3516317
また、同じくGartnerより、2018年までのデバイス別需要予測は下記です。
http://www.gartner.com/newsroom/id/3560517
スマートフォン含むモバイル端末については、新興国市場が今後も成長を支えると見込まれる一方で、普及が進んだ市場ではUltramobile(タブレット含むPCとモバイル端末のハイブリッド型)への移行が進む可能性が指摘されています。同じくStartegy Analyticsが発表した2016年第3四半期のデータでは、Samsungの出荷台数は7,530万台となっているので、前期に比べると約220万台増となります。Note 7のリコール、発売中止が無ければ前年同期よりも良い結果になっていたかもしれません。
Galaxy Jシリーズを筆頭に、「A」と「C」の低〜中価格帯の端末が新興国で好調を維持、Galaxy S7が代替機種としてある程度の役割を果たした事が底堅い理由なのかなと思います。
『Strategy Analytics: Global Smartphone Shipments Recover 6 Percent to 375 Million in Q3 2016』
https://goo.gl/ZFvySO
AppleのiPhone出荷台数は10〜12月期以外は5,000万台前後の水準。Huaweiが四半期毎の出荷台数では、Appleを抜いて2位になる可能性が高い。HuaweiとAppleの出荷台数の差は、iPhone発売時期における両社の差とも言えます。利益の差は埋められない程に大きいですが、年間の出荷台数ではHuawei、OPPO、Vivoに追い上げられ、抜かされそうな勢い。この3社はインドでも急成長している。今の中国市場がインドの将来だとすれば、Appleは中国市場での巻き返せないと、インド市場攻略に不安を残すことになります。欧州ではHuaweiがシェアトップの地域もあり、フィンランドではOnePlusの端末が販売ランキングトップとなることもあった。中国市場の動向は今後のAppleを予測するのに重要な指標となるのではないか。2015年以前の4Qはどうだったかも気になる統計ですが(iPhone 6sは初速売れなかった)、、Appleは新モデル投入の時期ですし、今回のiPhone 7は成功の部類に分類されますからね。
もちろんNote7の影響もあるでしょうが、4Qは市場として変数が特殊だということを、加味した方がいいと思います。
個人的にはHUAWEIの躍進は納得です。P9シリーズは素晴らしい端末ですし、今度のMate9シリーズも廉価モデルも合わせていいラインナップ。
(追記)
やはりヒットしたiPhone 6の際も同様の傾向なので、iPhoneのメジャーアップデート期の恒例の市場の流れとも言えますね。
https://www.google.co.jp/amp/s/m.japan.cnet.com/amp/story/35061245/