米最高裁判事に保守派ゴーサッチ氏、トランプ大統領が指名

コメント

注目のコメント

• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2017年02月01日

  リベラル派４、保守ないし中道派４、空席１となっていた連邦最高裁判事の空席に、今回、トランプ大統領が保守派のゴーサッチ氏を指名した。妊娠中絶などを支援するNGOへの連邦助成金停止を命じた保守派のトランプ大統領が、同性婚や妊娠中絶の是非などで最高レベルの判断を下す連邦最高裁の構成を今後どうしていくかが注目点かと思います。終身制の最高裁判事をトランプ大統領が勝手に変えることはできませんが、高齢のリベラル派判事が交代すれば、こういった課題に対する米国の判断が保守的になっていく可能性を秘めているように感じます。
• 山田 広毅

  東京国際法律事務所 代表パートナー　弁護士

  ・2017年02月01日

  トランプが最高裁判事候補を発表しました。49歳のNeil Gorsuch。想定通り、保守派ですが、FTの記事などを見ると物凄くエキストリームというわけでもなさそうです。今後のConfirmationプロセスに要注目です。
  
  それにしても、米国の最高裁判事は就任時の年齢が非常に若いですね。日本の最高裁判事に今年就任する山口厚氏は63歳、林景一氏は65歳。なお、日本の最高裁判事は70歳が定年です。米国の最高裁判事に定年はありません。