【大阪桐蔭】中田翔、藤浪らエリートを育てる個別性指導

2017/2/8

高校野球界で群を抜く成果

いまや高校野球界のトップを走っている学校の一つが大阪桐蔭だ。
ここ10年間の甲子園の成績だけでも春に優勝1回、夏に優勝3回を誇り、プロ野球選手の輩出は2008年卒の中田翔(日本ハム)、2009年卒の浅村栄斗(西武)を皮切りに、藤浪晋太郎(阪神)、森友哉(西武)と1軍選手ばかりが居並ぶ。
10年以上前の選手も含めると、平田良介(中日)や西岡剛(阪神)、中村剛也(西武)など同校OBの現役プロ選手は15人に上る。
入学してくる素材の高さを指摘する声もあるが、プロ野球選手になったすべての選手がいわゆる“野球エリート”であるわけではない。もう一つ付け加えれば、エリートが必ずものになるかどうかは別問題だ。
そのなかで、なぜ、大阪桐蔭はチームとしての結果を残し、これほどの選手を輩出し続けられるのだろうか。