保育イノベーターが描く「子ども中心の街づくり」

2017/2/3
保育園の世界において、起業家として活躍するのが、まちの保育園を運営する、松本理寿輝ナチュラルスマイルジャパン社長。小竹向原、六本木、吉祥寺の保育園に続き、2017年中に代々木上原、代々木公園にこども園を開園する予定だ。「街を保育園にすることが、少子化対策になる」と語る松本氏のソリューションとは何か。

「町が保育園になる」という意味

──参入障壁が高い保育業界において、松本さんのような起業家は珍しい存在です。保育園・こども園の経営者という立場から、少子化を解消するためには何が大事だと思いますか?
「町が保育園になる」というのが理想だと思います。
──それは、いいコピーですね。子どもを中心にまちづくりをするということですか?