地方は儲からない「イベント地獄」で疲弊する
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注目のコメント
言っていることはよく分かります。
私もこのままでは良いとは思いません。
しかし、地方交付金で経済を回している実情と、地域の方々が少子化の落ち込みを緩やかなものにしている(=出生率で日本に貢献)という状況の中で、都会視点で「補助金をやめる」ことだけを言うのではなく、経済を活性化する代替案を示さなければコミットしていないと私は考えます。
「批判から提案へ」という視点で、私は現場で知恵と汗をかき、もし地方に配分された補助金を使うなら最大限の効果を目指し、向き合い、前に進んでいきたいと思います。
最後に、恐縮ながら個人的な偏った見解を話すと…ちょっと地方創生アドバイザーの肩書き持った方が増えすぎかな。何が出来る人なのか、効果出せる人なのかを見える化したいですよね。
私は「農業の経営という極めてマニアックなアドバイザー」と陰口を叩かれていること知ってますが、私はこのタグを誇りに嬉しく思っています。今一番予算が回りやすいのが、地方創生絡みの案件だと代理店、官庁系から伺ったことがあります。
カンフル剤にしかならない単発イベントが増えているのも、イベントは効果測定が出しやすく、レポートにしやすいからだと。
それよりも必要なのは共生のインフラだったり、空家対策だったり、農業後継者問題だったり、いずれもじっくり時間をかけて取り組むべき問題なのてはないかと。
イベントを組み立てているのも、結果都会の企業だったりします。もっと本質的に地方創生を考えないと、結果地方はますます疲弊しそうです。地方創生というワードが先走っている気がします。
都会の主観での活性化を計ることじゃなく、地元に背伸びしすぎない感覚で根付く働きなのかどうかなんじゃないのかな…。その土地で生活している人たちが活気付くことが大事だと思うので。