コミュニティ化とオープンイノベーションが鍵

2017/1/27

違う領域から知恵を集める

──では、前回に続き参加者の方々から岡島さんへの質問を受け付けます。

《女性D》 外資製薬企業で働いております。本日のセミナーを通して、「インサイト」が今後のビジネスのサクセスファクターになると感じました。

うちの会社でも、インサイトという言葉がよく取り上げられるのですが、なかなかあいまいな言葉で、共通認識が少ないという印象を持っています。

そこで、質の高いインサイトとは何かという定義について、ミドルマネジャーがプレーヤーとして質の高いインサイトを継続的に出し続けるポイント、そしてリーダーとして組織で質の高いインサイトを継続的に出すためのキーポイントの3つを教えてください。

コメント

注目のコメント

• 加賀美 文久

  人材業界 企画

  ・2017年01月27日

  〝シーズとニーズの翻訳家みたいな人たちを会社内に作っていくこと〟
  
  これはとても重要なことだと感じました。
  現場がもっともマーケットと向き合っているので、シーズには実は日々接しているはずです。そのシーズをニーズと接続して、サービスや事業につなげていくことが出来るかどうか。
  
  日報などであがってきたものをミドルバックが判断する、という流れだと「分断」が起こる可能性があったり、お互いに見ている景色が異なるのでうまく拾えないことがあるのかなと思いました。そういった意味でも「シーズとニーズの翻訳家」の必要性は大きいと感じます。
• 齋藤 祐

  私立大学附属中学校・高等学校 国語科教諭

  ・2017年01月27日

  ＞インサイトは知識ではなく、知恵あるいは洞察という意味です。具体的には、やはり顧客のニーズを相当深掘りしていくことだと思っています。…チームで顧客の話を深く聞いていき、チームでインサイトを貯めること。…一見つまらなくても、最初のアイデアには意味があるので、潰してはいけません。…その意味で、シーズとニーズの翻訳家みたいな人たちを会社内に作っていくことをお勧めします。…なるべく若手のうちに失敗させてあげることも含め、打席に立たせてあげることが大事です。
  ➡すばらしい連載でした。「インサイト」がたくさんありました。
• 牧浦 土雅(ドガ)

  Degas Ltd. CEO

  ・2017年01月27日

  結局はトップがこの連載記事を読むしかない！勉強になる新世代リーダーシップ論でした。やはり日々のオペレーションに口出すよりも新しいモノ・ヒトを持ってくるべき。