ミニロケット打ち上げ失敗 データ受信できず飛行中断
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今回のSS-520は,30年以上で数十回の打ち上げ実績のある観測ロケットS-520がベースになっています.トラブルがあった1段目は同じはず.なぜ今になってここに問題が生じたのか,原因究明が待たれます.
【追記】 実は,S-520を使った飛行実験を提案中です.
「極超音速飛行実験機 (HIMICO)」
https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/bitstream/a-is/563138/1/SA6000050038.pdf
そのためにも原因究明をお願いします.
注目のコメント
これは残念。でもちょうど今日、SpaceXが失敗から立ち直って打ち上げに成功した。
宇宙開発において、失敗自体は本当の失敗ではない。失敗して諦めてしまうことが本当の失敗だ。失敗から学んで次の成功につなげれば、失敗も成功のうちになる。
ぜひSS-520も、今回の失敗から立ち直って次の成功につなげてほしい!!
【追記】吉田さんのコメントは、宇宙開発の本質、あるいはエンジニアリングの本質を、悲しいほどに全く理解していない。ロケットや人工衛星は、何千、何万という「基礎的な」システムやコンポーネントからなる非常に複雑なシステム。そのどれか一つでも失敗すれば全体が失敗する。あらゆる失敗は、元をたどれば「基礎的な」原因に行き着く。チャレンジャーも、コロンピアも、ファルコン9も、ひとみも、Mars Polar Landerも、Mars Climate Orbiterもそう。やはり人が作るものだから最初は欠陥だらけ。「基礎的な」バクを一つ、また一つ、藁の中の針を取り除くように地道に潰していく地味な作業がエンジニアリング。僕が日々やっている作業の9割がそれ。それこそが本質、それだけが本質だ。
だから、本質的ではない失敗など存在しない。一つの失敗から十の教訓を学び、百の技術改善につなげられる。失敗を乗り越えることで信頼性が上がる。JAXAはこの失敗から学んでさらに技術力を上げることを、僕は確信する。
【追記2】
今回の失敗の考察について、この記事が非常に参考になります:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170115-00010001-sorae_jp-sctch
通信の失敗か、他の原因でロケットが故障して通信が途絶したかは不明とのことです。みなさん、スゴく心優しいコメントの中で、心苦しいですが、私は苦言を呈したい。
報道を見る限り、姿勢の制御など打ち上げの本丸に関わることではなく、データの送受信といった基礎的な技術にかかわる失敗の可能性が高そう。
X線天文衛星「ひとみ」の失敗は、極端にいえば、担当者の連絡ミスで起きた。
5億円の税金は、本質的な技術革新に不可避な失敗なら喜んで差し出すが、つまらないミスなら許しちゃいけない。
まずは、何が原因だったのか、報告を待ちましょう!残念ですね。司令破壊装置が無いので、二段目の点火の為の要件が結構厳しくて本当は大丈夫だったのかもしれないけど二段目の点火コマンドが送られなかったようですね。確かこの打ち上げの予算は一回ぶんしか無いはずなので、次はあったとしても当分先になりそうですね。この辺が国家予算頼みでやる大変さです。まあ民間でもそれはそれで大変ではありますが、資金さえ集まれば次もすぐできますからね。