【スライド】現地写真とデータで見る「珠江デルタ」
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特集「中国経済の心臓部・珠江デルタ」の第1回はフォトスライドです。現地で撮影した写真を使い、取材に赴いた私と野嶋の目から見た珠江デルタの様子が分かるように構成しました。また基本的な経済データを使い、日本などを含めた外国との比較で、珠江デルタの経済力を説明しました。
写真はずいぶん沢山撮りましたので、絞り込むのに苦労しました。本連載の各回の記事でも写真は多めに使っていますので、明日以降の記事もご期待下さい。
明日の第2回は、立場が逆転しつつある香港と深圳をテーマとした記事を公開します。広州在住7年です。
日本から近く、経済的に栄えている珠江デルタが注目されないことに疑問を感じていました。
広州市はトヨタ、日産、本田、VW、FIAT、日野など主要自動車メーカーが数多く進出する自動車産業の中核都市。
自動車産業都市としては世界最大規模の都市です。自動車産業に一極集中しないよう、シャープを誘致したり高付加価値製造業を積極的に誘致する広東省政府は柔軟性があり優秀だと感じます。
そして従来の電子部品の加工貿易で発展した東莞、深センの製造は衰退したが、深圳は不動産、テクノロジー面へシフトし成功している。
もともと深圳は本地人が少なく一獲千金を求めて"外地人出稼ぎ"が集まって栄えた都市。
北京・上海と比べて、外地人に寛容な土地だからこそスタートアップを求めて人が集まるのでしょう。
シリコンバレーの2カ月が深圳の2週間ともいわれています。
いずれ深圳がIoTの聖地と言われる時代が来るかもしれません。できるだけ、たくさん写真を盛り込みました。一つの記事でデータとフォトをここまで活用できるのもNPならではですね。普通取材に行くと、写真を使われるのはせいぜい2〜3枚。ここまで自分の撮った写真を出せるのは取材者冥利につきます。