官民で日本語認識AIを開発へ 病院や自動車との対話システムも 総務省が夏までに計画策定
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この国主導での開発計画ではとても目立った成果が上げられるとは思えません。アマゾン、グーグルが既に商品化している分野に対して、「総務省が夏までに計画策定」というのもスピード感が無さ過ぎますし、参加各企業は”とりあえず補助金もらえればいい”くらいのトーンで参加しているのでは?
かつて国際的な枠組みで進めていたヒトゲノム計画に対して、一民間企業であるヴェンダー氏率いるセレラ社がビジネス視点でショットガン・シークエンシング法によりどの国よりも早くヒトゲノムを解析し、世界を驚かせたのは記憶に新しい。このようなベーシックサイエンスならまだ政府主導も理解できるが、製品化一歩手前のAIに対してこの取り組みでは勝負にならないでしょう。官民共同開発で海外勢に対抗ですか……。第五世代コンピュータ・プロジェクトの焼き直しにならないことを願っております。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%94%E4%B8%96%E4%BB%A3%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF
Good luck!AmazonやGoogleが顧客になるくらいのものを開発する目算がなければ、止めた方がいいと思います(個人的な意見)。
日本語の自然言語処理は、難しいんですよね。NICTには、確かに日本語についての研究の蓄積がありますし、多言語翻訳での実績もあります。AmazonやGoogleにとって、日本は米英に次ぐ市場ですから、いい技術があれば採用するでしょう。B2Bで勝つには、グローバル市場で最も進んだ顧客を獲得しないと。日の丸ではダメです。