【SPEEDA総研】冬のイベント消費を食料支出から探る
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冬はイベントが多いですが、今回はクリスマス、お正月、恵方巻といったイベントについて、食料支出の観点から考えてみました。
特定の食品の世帯あたり平均支出を月別でみることはありますが、日別にみることはあまりなかったので、今回調べてみて、イベントによってここまで日別で差が出ることに驚きました。
特定の月や日の支出が大きい食品を製造しているメーカー側からみても、特定の月や日に集中することにより、ハイリスクハイリターンとなるため、需要予測が重要となることがわかります。
今後は、食料支出以外のイベント消費や、結婚・子育てなどライフイベント消費についても調べたいと思います。食料ではないですが、昨年はマーケット規模でハロウィンがクリスマスを超えた、というニュースもありましたね。
12月の食料支出はイベントが多いのに加え、それを見越したハンパない値上げも要因ですよね。
まっ、需給のバランスや高くても売れる稼ぎ時なので仕方ないかもしれませんが、お財布には痛い1ヶ月。。。各種サービスをやっている人は、「なぜお客さんは全ての期間・時間帯に渡って均等に来てくれないのか」と思っているのではないでしょうか。
そうした繁忙期を経験したことはありませんが、OKITO FUKAYAさんのコメントからもその大変さがうかがえます。
イベント消費はもちろんその短期間であることに意味があるわけですが、企業側から見ると違った光景が見えますよね。
個人的に驚いたのは、サトウの正月依存度の高さと、恵方巻も冷凍できる時代になったこと。特にサトウは成熟化・高シェア商品という金のなる木を2つも持っているので、さすがに事業ポートフォリオを検討した方がよい気がします。