計算通り。郷ひろみ『ダディ』ミリオンセラーの舞台裏
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「これほどの努力を人は運という」
「ダディ」が出版された時の記憶は、未だに残っていて、当時テレビの大々的な報道により知ることになった。
あの時に、ギリギリの状態で出版にこぎ着け、鮮やかな結果として、ミリオンセラーになっていたことは、当時は全くわからなかった。
ただ、本が記者会見代りになっていることに、驚嘆した。
初版50万部は前代未聞。現在に照らし合わせると、50万部を初版で刷ることができる表現者の方が何人いるか疑問です。
8割勝ちに持っていくために、圧倒的努力を積み重ねていく。
人は「運がいい」という言葉で片付けてしまいがちですが、普通の人と比べて、質と量と熱狂が桁違いであることが多い。
「これほどの努力を運という」
郷さんとのエピソードは、この言葉を僕に強く感じさせてくれます。
そして郷さんも、林さんも、表現者は、止むに止まれず表現をすることでしか、自己救済できない方々なんだと感じます。
作家でもミュージシャンでも、歪みが生み出す苦しみから、表現をすることによって、作品が生まれて、大衆の心を打つ。
そこに本人が描きたくないものを、描いていただく。
作家の方に、作品を出していただくには、いかに辛い、苦しい、困難な道のりであるかを想像します。
注目のコメント
珠玉の記事。何度も読み返した。
経営戦略とかマーケティングとかそういう言葉では表現出来ない生々しさ、命の息吹を感じる。
まるでサファリにいるような。
なんか変なこと言ってますね。
人の心を打ち、世の中に多大な影響を与えるような価値を提供するためには、地道で誰もやりたがらないような泥臭い仕事を脳みそが溶けるほど考えながら実直にやる必要があるだろうし、すぐに結果が出ないようなトライを絶え間無く継続することが必要なんだと思う。
準備8割。成果は後から付いてくるってヤツ。
今までいろんな縁に恵まれ、たくさんの経営者や有識者、芸能人に会ってきたがその中でも見城さんは突き抜けている。
私はそれらの人にサインをもらったり、写真を撮ったりすることに全く興味がないが、見城さんと対話できるぐらいの男に成長出来たなら是非握手をさせていただきたい。
こんなことを恥ずかしげもなくコメントしている自分が不思議。ゲイじゃないし、綺麗な女性が大好きなんだけど。
私も影響力がある人間になりたい。書くことは自己救済という所に衝撃を受けた
凄すぎる
>誰しも、書かなければ救われないものを持っている。
書くことに限らない。絵でも、音楽でも、演劇でも、表現をする人は全員そうである。表現することでしか、救われないから表現に向かうのだ。
能も歌舞伎も今でこそ伝統芸能になっているが、もともとは差別から生まれたものだ。生きることが辛い人々は、表現せずにはいられなかったのだろう。