スキャンダルに揺れるタイ仏教界、メスを入れる軍政
2017/1/7
腐敗する仏教界、軍政がメス
タイと言えば仏教国というイメージは日本人にも広く共有されているだろう。
仏教の教えは人々の生活に深く根付き、挨拶には合掌(ワイ)の仕草をし、アジア有数の大都市となったバンコクでも、街中ではあちこちで祭壇やお寺を見かけ、人々の信心深さが窺われる。
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タイの仏教界が揺れています。タイには5万人以上の日本人が住み、日本の製造業のサプライチェーンで重要な地位にあります。そのタイ社会の根幹を成す仏教界で大きな動きがみられています。
大僧正人事が空転するなか、軍政がタイ仏教の基本法改正に踏みきりました。最近の仏教界は大きな汚職疑惑が浮上しており、軍政がメスを入れようとしています。
軍政期間がどんどん先延ばしにされており、国内外からの批判もありますが、一方で「ある種の安定」をもたらし、通常の政治プロセスで解決出来ないような問題を調整する期間ともなっています。評価の難しいことですが、タイで起こっている重要な動きの1つとして、仏教界をめぐる動きについてまとめました。
タイの政治状況は、情勢の安定しない国も多いASEANでも異色ですね。
サンガ(仏教界)についての状況はほとんど知りませんでした。
記事中では詳しく記載されてませんが、そもそもこれまで大僧正にどのような権限があったのかが気になりました。
軍は警察とも対立関係にあるので、警察が上納金を得ている屋台や風俗店が軍政以降どんどん閉じられている。
タイが好きな一外国人としては寂しく思うけど、多くのタイ国民にとっては好ましい正常化・清浄化、なのかな。
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