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コメント
注目のコメント
(前回の質問へのお答え)
「朝鮮大学校が、北朝鮮の金正日を賛美し、日本の現政権を倒して共産革命を起こすことを目的にしている限り、朝鮮大学校の卒業生を日本人が信用するのは無理があります。
・・・
朝鮮大学校の主張、ふるまいは、日本人が考える最低限の同化のラインを明らかに踏み外しています。許容されるものではありません。それについてどう思われますか?」
「3ヶ月も北朝鮮管理の訓練所で生活して教育指導と言う事は当然に朝鮮労働党員にならないと帰国出来ない?恐らく慎氏は朝鮮総連関係者として日本の公安調査庁の監視対象者に入っているのは間違い無い。」
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同じようなことを何度も言われてきたのですが、朝鮮労働党の党員でないと言っても(実際党員じゃないです)、僕が日本国籍を取得してもたぶん疑いは晴れないんですよね。日本国籍を取得したら誰かしらが「スパイ行為をするために日本国籍を取得したに違いない」とか言うんじゃないでしょうか。
少なくとも僕は朝鮮学校で日本政権を打倒せよなんて教育されたことはないし、だったらなんで僕は日本の社会的養護下の子どもをこんな時間割いて支援してるんでしょう。でも、疑いを持たれたらそれすらも「慎泰俊はそうやって日本社会に入り込んで国家転覆を企んでいる」という主張の論拠になっちゃう気がします。
だから、僕の結論は「ちゃんと生きて、死んだ時に判断してくれたらいい」なんです。言う人は自由に言ったらよいです。
それと、日本人がとか言わずに、あなたが信用できないとはっきり言ったらいいんじゃないでしょうか。どんな個人も1億3千万人を代弁なんてできないんだし、「私はあなたのバックグラウンドに鑑みるとあなたを信用できないと思います」と言ったらいいと思います。何か新しいことをすると、必ずと言って良い程、応援してくれる人と否定的な人が現れます。後者の中でも、建設的な意見を言ってくれる人と嫉妬との境が曖昧な場合もあり、気になることもあります。ただ、自分の中で「覚悟」出来ていれば、そのようなことも気になる時間はありません。
ある方が次のようなことを言っていました。「順風の時は風を感じづらい。ただ、ヨットのように逆風を推進力に進むことも出来る。それは自分次第だ。」慎さんのコメント欄の回答がとても興味深い。巷で一般的に思われているけれども、なかなか面と向かって聞ける機会がないセンシティブな疑問や考えに正面から回答。質問やコメントの内容は、人によっては受け入れがたい内容かも知れない。でも、それに慎さんが冷静に自分の考えや立場を回答している点に大きな価値を感じる。
連載本文はもちろんですが、読者と慎さんのやりとりがこの連載の付加価値を高めていると思います。