青学・原監督「管理職の仕事は管理じゃない」
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こういう組織は強いよな〜と素直に思いました。ここまで来るのに10年以上かかっていますが、三冠・三連覇という結果を出せば、結局はこのやり方が正しかったということを証明したことになります。
ビジネスでも全く同じ。日本が良くないのは「指示は上司がするもの」で「部下はその指示通りに動く」ということが組織のあり方に組み込まれてしまっていること。労働基準法もその前提で作られているし、上場審査でもそういうことが求められる。
そんなことしてるからイノベーションは起きないし、上司も全然成長しない組織がたくさんできちゃうんだよね。
注目のコメント
正統派リーダシップ論だと思う。その意味で大賛成。ある程度出来上がった組織(文中「成熟した組織」)が次の段階に行く時に、権限移譲、自らが考える組織、自発的に課題と解決策を見つける組織等、強い「大人の組織作り」が必要。
注釈をつけるとすれば、その前段階では「管理が出来て本当の管理職」。走り方も分からない「子供の組織」はある程度管理で育てないと纏まらないので、ルールややり方を一旦学習してから大人にしましょう。
これを理解出来ない管理職が上に来ると悲劇。教える事を放棄して、仕事のルールが分からない部下の教育まで「自主性に任せよう」と逃げてしまう。要は自分もやり方が分からないだけなんだが。。「理想は、監督が指示を出さなくても部員それぞれがやるべきことを考えて、実行できる『考えるチーム』」「管理職の仕事は、管理することではなく『感じること』」とのこと。強いチームのリーダーは違いますね。伸びている会社の社長やチームリーダーと同じです。
最近思うのは「自分で考えられるチーム」というのは、「自分達への評価基準を持ったチーム」そして「評価基準を環境に応じて自分たちで変えていけるチーム」なのではないかということ。
自分たちで評価基準を持っていれば、現状が良いのか悪いのか、悪ければどうやって改善すればよいのか、を判断できます。
指導者はチームのメンバーに評価基準と評価法を伝授していくことが大事かと。
細かい話にすれば、評価基準には数値データによる定量評価、アンケートによる定量・定性評価、練習風景や試合の雰囲気を目で見ることによる定性評価、個人との対話による定性評価、など多岐に渡りますね。