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何でも「人工知能」と呼ばれてしまうその理由--AIブームの功罪

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注目のコメント

  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    いつも言ってるやつ↓

    AIは技術や手法をさすのではなく、その定義は時代によって変わってきました。

    その時代において人間にしかできないと思われている「知能っぽい」活動を機械によって代替した(ように見える)とき、それを人工知能と呼んで来たのだとと思います。

    そして、その機能が一般的に普及すると、それはいつしか人間固有の「知能っぽい」活動だったとはみなされなくなるので、次第に人工知能とは呼ばれず、単に機械やシステム、コンピュータ、などと呼ばれるように変わります。

    電卓やカーナビなどが良い例です。当時は画期的な人工知能として登場しましたが、後に「機械にもできる単純な作業」として、知能扱いされなくなります。

    近年の人工知能ブームは、ディープラーニングによる画像認識精度の向上がその発端です。ディープラーニングでは、抽象概念の獲得が出来つつあり、長年の人工知能の課題だった難問を克服できる可能性があります。すでに、多言語翻訳の世界にも革新が起きていますし、難しいとされていたイラスト画の認識や、ロボットハンドによるピッキングも大きく進歩しました。言葉や脳MRIデータから、対応する画像を創造することも出来つつあります。

    よく、創造性や問いを立てることは人間にしかできない、などと言いますが、おそらくそれは人間の楽観主義の認知バイアスかなと思うことも多いです。特に過去の人工知能研究の苦難の歴史を知っている方ほどそうなりがちです。

    確かに過剰に期待されている感はありますが、ビジネスとしてのブームは去るとしても、社会に対するインパクトは人々が気づかないうちに長い時間(短いかも)をかけてどんどん進行していくでしょう。それをブームの罪と呼ぶのか功と呼ぶのかは、受け取る方次第です。

    その後の未来はどうなるかについてはまた別の話。

    追記
    人の解明につながる(ような気がする)のは、人工知能が発達すればするほど、単純な計算や統計処理を含めた人工知能に出来る領域は広がり、逆に人間サマ独自の知能の領域の定義もまたタマネギの皮を剥ぐように狭くなっていくので、人工知能を考えることが「人間とはなにか」を考えることに繋がるということだと思います。
    しかし、人工知能を極めても、人間の機能は理解できないですけどね(笑)


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    (株)ハピネスプラネット 代表取締役CEO (株)日立製作所 フェロー

    この理由は、実はもっと別のところにある。それは、人工知能という言葉が、それ自体矛盾しているからだ。それは「人工」と「知能」が互いに矛盾する概念だからである。
     「知能」は正確に定義しようがないので「人間のような知的能力」という説明に頼ってしまう。しかし、決定的な矛盾がこの時発生する。人間は、人工物ではない。「人工物でないものを人工的に作る」という論理矛盾を言葉が内在することになるのだ。
     互いに矛盾する概念を組み合わせると何でもありになってしまう。例えば古典的な例では、クレタ人が「クレタ人は嘘つきだ」と言った。というような命題からは、クレタ人は嘘つきにも、嘘つかないことにも結論できてしまう(互いに矛盾する概念を論理的に組み合わせることで、どんな結論も導きうるのは、数学的には「ゲーデルの不完全性定理」と呼ばれているものである)。
     これが人工知能にまつわる誤解の根源的なところなのである。
     私は、人工知能に関するインタビューを受ける機会が最近多い。そこで、人工知能はその目的も、機能も、動作も、制約もすべて人間が決めているんですよ、とインタビュアにお答えすると、そんなはずはないという反応が返ってくることが多い。人間のような知能なら、人間が背後ですべて決めていることは矛盾していると思うのであろう。しかし、「人工」なのであるから、人が決めているのは、当然の話なのである。


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    AI企業 旅する魔法使い

    何でもAIと呼ばれてしまう理由は、その時代の最先端技術がAIと見なされるから。昔はワープロの漢字変換がAIだったし、今は画像認識がAIで、未来はまた違ったAIが登場する。
    でも、未来が現実になった瞬間、皆が夢見たAIではないことに気付き、夢から目覚める。


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