社員のメンタルケアに必要なのは、コンサル型産業医
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確かに産業医の役割は”コンサルティングとカウンセリングのバランス感覚”です。
どんなに認知を矯正したところで、長時間残業などの物理的な現実は変えられません。こういった部分に対し中立的な勧告権があるのが産業医です。
一方業務負荷を減らしても「外された」と怒る人もいますし、根拠に基づいて復職不可の判断をしたら産業医に辞めせられたと恨みを買う場合もあります。
昨今は産業医も難しい判断の局面に立たされることが増えました。
(この辺りの苦悩については医師向けサイトで以前語ったことがあります。http://epilogi.dr-10.com/articles/1041/?mr=abcs)
弁護士と同じく産業医にはこのような判断をする際の「責任代行業」という側面もありますので、そういう意味で「片手間でできる平和な会社」は減っているとも言えます。
ですので産業医には今まで以上にバランス感覚が重要になりますし、その中にはメンタルに限らずコンサル的な感覚も必要とされると感じています。
会社なりの健康経営を考える上で健診項目の追加の有無とか、保健師は自前で雇うべきかアウトソースすべきかとか、単に「正しいことを言う」だけでなく人的資金的リソースが有限の中で”どこまでやるか?”を決めなければいけないので。
医師にそのようなマインドを持っていただくのはそれなりに難しいと思いますが、実現できれば良いですね。
応援しています。今回の対談で現役世代の心身が崩れている背景を三宅先生が教えてくれてます。
僕らは三宅先生イズムを継承し、総合的な産業医の先生と企業との出会いを創っていき、攻めの経営ができる労務体制の構築に貢献していきたいと考えてます。
社員のメンタル対策や、通り一辺倒で産業医が何もしてくれないと感じている企業経営者及び人事の方、弊社までお問合せください!
http://www.avenir-executive.co.jp/sangyoui/
また、弊社に興味を持った若きビジネスマン、現役世代の健康を産業医の先生達と共に支えませんか?
応募もお待ちしております。コンサル型産業医というか、医学知識もある人事コンサルのほうが需要があります
産業医は、職場を第三者としてみて、腫瘍を摘み取ってもらう外科医であり、基本的には経営者の味方です。メンタル不調をかかえる社員からしたら、産業医に相談したところで、病院にいくことをすすめられるに過ぎないし、月に一回程度はなしをしたところで、なにも変わることは期待できません
点で断続的な処置をほどこすのではなく、日々の業務内容や職場環境を定常的に把握し、その改善方法を指南することで、組織全体を正常化できる存在になっていただけると、ありがたいですね