「クラウドソーシングサイトも共犯だ」 キュレーションメディア炎上騒動についてWELQ記事寄稿ライターが怒りの告発 (ねとらぼ)
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村上春樹は80年代にライターを主人公にした小説「ダンス・ダンス・ダンス」を発表しています。
作中、主人公はお店紹介など、雑誌ライターの仕事を「誰かがやらなければいけない仕事」として「文化的雪かき」と呼んでいます。
これは一時期ライターの間で自嘲的な自己紹介として流行したと聞きます。
それから30年。本件の概要を知り、ライター業が自嘲抜きのリアル「デジタル雪かき」になってしまったことに衝撃を受けました。
私は文章を書くという行為は知的行為であって欲しいと考えている人間です。IT化は効率化にはどんどん使って欲しいですが、やはりコピペはいただけないです。
現代アートのコラージュのように、「この組み合わせ!?」っていうオリジナリティのあるコピペのつぎはぎなんてのもあるのかもしれませんが(笑)。クラウドソーシングサイトも、ライティング関連の仕事依頼は、「棚卸し」がすむまで非公開にしたほうがいいんじゃないの。
先日、リライトに関するガイドラインを改定したランサーズで、今、「リライト」で検索すると、1件目にこんなの出てきます。
http://www.lancers.jp/work/detail/1291423
“★テキストのコピペやリライトOK”
と明記されてますよ。
ガイドラインを改定しただけで、実際にガイドラインが順守されているかはノーチェックなのでは、単なるアリバイ工作。
【追記】
さすがに露骨すぎたか、上記の仕事依頼は削除されたようです。
でも、12/20 16時時点で改めて検索すると、こんなのがあります。
http://www.lancers.jp/work/detail/1292615
“実際に割り当てられた各キーワードで検索してみて、
表示された上位10サイトのなかから参考になりそうな部分を引用し
リライトしてください。”
と、DeNAパレットのやり口そのまま。
【追記ここまで】