医者にならずに7年過ごした僕がMEDLEYニュースを書く7つの理由 by 大脇 幸志郎
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コメント
注目のコメント
MEDLEYの情報は医学生に取っても勉強になるので、いつも拝読させていただいております。教育学部=教師養成学校でないように、医学部=医師養成学校ではないので、その公共性を鑑みても、大脇先生のような生き方は素敵だなと感じます。
医療情報へのアクセスの問題ですが、やはり日本語でのアクセスは圧倒的に不利です。風邪にビタミンCが効く効かぬ問題で、「風邪 ビタミンC」とgoogle検索すると、某まとめサイトなど怪しげなものが1ページ目全てに出てきます。しかし、英語で「cold vitamin c」で検索すると、2つ目に最も信頼性のある論文のまとめ(システマティックレビューといいます)であるコクランレビューが出てきます。ただこの差は単なる言語の差だけでないのかなと思うのが、近年、コクランレビューは日本語訳されているため、実は「風邪 ビタミンC コクラン」でググると普通に日本語訳が出てきます。こちらです。
http://www.cochrane.org/ja/CD000980/bitamincniyorufeng-xie-noyu-fang-oyobizhi-liao
近年、コクランを含め、医療の二次情報である診療ガイドラインが医療業界で多く作られていますが、本来これは、医療者のみならず患者のための指針でもあります。よりわかりやすい医療情報の開示がMEDLEYのような民間だけでなく、学会も行っていくべきだと思います。いくら学会にお金がないからといって、ガイドラインを有料で売るなんて言語道断だと感じているところです。