トヨタホーム、ミサワホームを子会社に 147億円出資 ミサワホームの上場、維持の方針
日本経済新聞
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日本の新築住宅着工戸数は94万戸。
バブルの時は154万戸でしたから既に半分強ですが、あと15年ほどで50万戸を割り込む水準にまで低下する、と言われています。
この業界は総世帯数時と住宅一次取得者数がマーケットのベンチマークになるのですが、総世帯数は2019年にピークに達したあと、急激に減少し、一時取得者数もこの15年で半減すると推定されています。
このままいけば、計算上は2048年には、新築住宅ニーズはほぼゼロになり、戸建て住宅業界は、存亡の危機に立たされると考えられているのです。
戸建て住宅会社にとってみれば、いわばこの10年ぐらいが生き残れるかどうかの、非常に大きな分水嶺になります。
ミサワホームは経営破綻後トヨタグループ入りした会社でしたが、残念ながら今後単独でやっていくのは難しいと言わざるを得ません。
人口減少社会で、まず影響を受けるのは衣食住です。
住宅関連産業の再編成は必至と言わざるを得ず、こうした例は、もはや全く珍しいものではないのです。必然の流れでしょうか。かつて三澤千代治さんにインタビューしたことがありますが、戸建て住宅への強い情熱を感じたものです。
少子高齢化と戸建て離れで、クルマ同様、住宅の市場規模が縮小する中、事業統合により生き残りをかけていくと言うことでしょうか。トヨタグループは企業を囲っていきますね。
閑話休題。
一戸建てとマイカーは、庶民の憧れと言われたのも今は昔。独立して5年になりますが、最早、一戸建てを買える可能性は皆無です。自動車雑誌の編集長なのに、クルマを代替えする余裕もありません。トホホ。