Facebook: 大統領選を通じてもっとも良く読まれたニュースは真実よりも嘘の方が多い
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注目のコメント
本件、当地ではそれなりに深刻なニュースとして報じられているように感じます。
この手の話が出ると毎度言われるのが「ちゃんとソースにあたれ」という話。もっともではあるのですが、日々の生活があり、果たすべき仕事を抱える市井の一般人に対して、いちいちニュースの真偽を確認せよと求めるのは現実的に不可能です。
だからこそ、報じる側や掲載する側にフィルタリング能力を求めるのは無理からぬ話。GoogleやFacebookが深刻に捉えるのも自然なことでしょう。
取材力と実績のある既存メディアにはある種の社会的使命があると思いますし、面目躍如たる余地が多々あるはずです。だからこそ既存メディアのしょうもない記事を見ると、なおさら強い憤りを感じてしまいます。この「嘘のニュース」とは、ただの煽りタイトルのことを行ってるのではなく、本当に事実無根のニュースで、日本では「虚構新聞」などが有名です。
実際、SNSのTL上ではパブリッシャーは無視される傾向が強く、パブリッシャーよりもシェアされてたり、ライクされている事実のほうが重み付けが強い。
GoogleやFacebookは実際にそういった虚構情報サイトを広告からバンしにかかってますが、これもイタチごっこな気もします。一度クリックされると広告が外れ、れっきとしたニュースとしてTLに野放しなる。
http://www.nytimes.com/2016/11/15/technology/google-will-ban-websites-that-host-fake-news-from-using-its-ad-service.htmlTwitterがここ数日で垢バンしたオルトライト系のアカウントでは、嘘のツイートをするbotが40万もあり、それがとんでもなく拡散されていたそうです。
かつては権力者によって情報が操作されていた中での民主主義、今は情報が溢れすぎて何が正しいか分からない中での民主主義…。