ベトナム、ＴＰＰ批准案の国会提出見送り

［ハノイ　１７日　ロイター］ - ベトナムのグエン・スアン・フック首相は１７日、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）の批准案の国会への提出を中止したことを明らかにした。

米国がＴＰＰの年内批准を断念すると発表したことが理由。

同首相は「米国がＴＰＰの議会への提出を見送ると発表したため、ベトナムが批准案を提出する条件が満たせなくなった」と述べた。

コメント

注目のコメント

• 猪谷 太栄

  @ベトナム在住 自営業者

  ・2016年11月17日

  ベトナム企業というよりTPPを見越して生産拠点をベトナムに移そうとしていたアメリカ企業の方が結構痛手だと思います。
  
  確か、縫製関係でも現在、アメリカ向け輸出は関税15％くらいかかってたのが一気にほぼ無くなるということで、この1，2年アメリカ企業がトライアル的にベトナムの縫製企業に大量発注をかけている姿やそれ以外でもアメリカから様々な企業視察団が来てたので。じゃ、今さら中国戻れるかって言うとそれもできる業種できない業種あるでしょうしね。
• 堀 義人

  グロービス経営大学院　学長 グロービス・キャピタル　代表パートナー

  ・2016年11月18日

  米国がTPPを降りるとみて、ベトナムが批准見送りかぁ。ペルーでのTPP参加国協議で、米国以外の11カ国がしっかりと意思の疎通を行うことが重要だ。個人的には、TPPの旗を下ろすのは早すぎると思う。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2016年11月17日

  Kenjiさんがコメントされているように、TPPはベトナムの中で相当に期待が高かった印象。