庵野秀明監督が初めて語る経営者としての10年(上)
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庵野さんのイメージが少し変わりました。いい作品を作るために、ファンを第一に考え、採算を合わせて、二番手でもいいので負けないように提供していく。これを続けると、トップになれるチャンスが結果として増えて来る。とてもしっくり来ました。
注目のコメント
具体論には触れられていませんが、非常に興味を掻き立てる話。
ゲームビジネスは当然ですが、消費者向けのウェブサービスもまたトレンドによって浮沈するという点では、息の長さこそ違えど映画の制作などに近い性質を持っだビジネスです。
そのため、安定した事業基盤を確立するためには、メインのビジネスはなるべく生活に必要とされるような要素を埋め込み、流行に流されぬよう定着を図る一方で、新たに跳ね得るサービスを仕込み、なおかつ同時に安定したキャッシュを生み出す事業を基盤として組み込むというのが一つの考え方でしょう。
この点、「なるべくもうかる商売」というのがどういうものなのか、気になるところです。
上場などしない方が良いでしょうし、あまり組織を永続させるなどと考えないほうが、かえって本旨にあった活動ができるのではないでしょうか。
『ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗 』
https://www.amazon.co.jp/dp/B00E3N01P4/ref=cm_sw_r_tw_awdo_x_sz7kybP522T4G安野モヨコのエージェントをしている関係で監督とはよく話をさせてもらう。彼のすごいところは、クリエイター兼経営者であることで、その経営者としてのすごさがはじめて世に出るインタビュー。宮崎さんにとっての鈴木さんが現れず、自分で両方をするように学んで、進化しているのが本当にすごい。
経営者としての庵野さんはこれまで考えもしなかったので興味深かった。同年代には同意してくれる人結構多いけど、庵野さんの代表作にはエヴァだけでなく、ふしぎの海のナディアを入れて欲しい。特に、20ー21話と36ー39話は神。