新着Pick
135Picks
シェアする
Pick に失敗しました

人気 Picker
いよいよ、江戸時代と現代日本の相違点という、本筋に入ってきましたね。

日本という国は、どういうわけか定期的にガラパゴスモードに入る国です。
前回のガラパゴスモードが江戸時代、その前が平安時代でしょうか。
その時期、対外的には「戦略攻勢から戦略守勢への安全保障政策の転換」と「自由貿易の拡大から管理貿易による貿易縮小への経済政策の転換」という政策があり、国内的には「人口減少」と「文化の成熟」が進みます。

どうも今の日本は表向きはグローバル化を言いつつも、国の大きな方向は、ガラパゴスモードのベクトルに向かいつつあるような気がします。
もっとも、モードチェンジは自国の都合だけではなく、世界情勢と連動している訳で、それを時代が許すかというのはまた別の話です。

人口が減り、成長が止まった日本はもうおしまいだ、未来は暗いという悲観論がまま見られますが、江戸時代を見れば、あながち悪い事ばかりではないことがわかります。

国家にも、時代にあった繁栄と幸福のあり方があります。
現代において、類似点の多い江戸時代を知ることは、これからの日本のあり方を考える上で、大きなヒントになるような気がしますね。

(追記)
大内さんも仰っていますが、戦国時代の戦乱が鎖国の原因というのは、少しセンチメンタルな現代的感覚ですかもしれませんね。

安全保障的にはキリスト教の脅威への対抗策(スペイン等の侵略や干渉、奴隷貿易、貿易を通じた大名の経済的軍事的伸長の脅威を含む)、経済的には巨額の貿易赤字からくる金銀の大量流出の防止が主眼と考えるのが一般的な見方です。
>戦国時代の惨禍を目の当たりにした家康とその後継者たちにとっては、「もう戦乱はたくさんだ」となり、鎖国をして発展のない閉鎖社会を作っていくわけです。

本当に?私の理解では、当時は朱印船貿易が盛んで、毎年大量の絹織物が輸入され続けていたので、金銀の海外流出が激しく、金銀以外にさしたる輸出品がなかった当時の日本としては、貿易量を制限する以外にこの状況に対応するしかできなかったから、だと認識しています。すなわち、鎖国をして、金銀の海外流出を抑制するために。

戦国時代の惨禍と鎖国は多分関係ないとは言いませんが、主たる理由ではないと思いますよ。
現在と江戸を重ねてゼロ成長時代について考察するというのは一番興味のある点だったので、この話題が出てきて嬉しいです。成長しないならば深掘りする方向に行くというのはその通りですね。文化の話に関連するところでは、激しい音楽に分類されるメタルは豊かな国でしか流行らない通り聞いたことがあります(北欧メタルがそうですね)。生きること・生き残ることに必死だったら、サブカル的なものは生まれないですよね。江戸の文化も同じだと感じます。

江戸のゼロ成長時代の「深掘り」は、職人的な技術を磨くことと独自の文化を育むことを中心に行われてきました。では、今〜今後は何を深掘るのか。技術と文化はひとつの方向性ですが、それだけでは行き詰まった江戸に思いをはせると、社会システムもゼロ成長時代に合う形に「深掘り」しなければ持続性が無いのだろうなと感じます。
二宮金次郎は質素倹約の面だけ強調され誤解されていますが、冨山和彦さんがやっていた産業再生機構のようなものを江戸時代に独自でつくった人物です。参照『二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか?』(文春文庫)
江戸の話が現代との比喩で語られるのが面白い。FBI、産業再生機構、リクルート、大田区の町工場、ジャスト・イン・タイム、サブカル、トラベラーズチェック、そして最後はディズニーランド。
徳川家康の賛否って、低成長だけど平和か、成長したけど戦争が多いか、という二択にすると永遠に答えが出ないんですよね。
文化が成熟したけどガラパゴスか、グローバル化したけどアイデンティティを失うか。
この二択も答えが出ない。
ガラパゴスという表現は、良い意味でも悪い意味でも解釈できそうですね。一方で当時の西洋の人たちと、日本を含めたアジア圏の人たちは「好奇心」というキーワードで、別の方向に向かって行ったのではないかと思います。

イギリスやオランダでは、東、西インド会社が誕生し、国の意思決定にも関与するほど影響力を持ちつつ、現在のアメリカの東海岸、西はアジアのマレーシアなどまで貿易のネタを探しに航海に出ていた時期です。

その軌跡が、そのまま現代のビジネスや文化の思想としても根付いているとすれば、現代と江戸時代が類似しているという話にも納得はできます。
元禄時代の改革が長続きしなかったからね
江戸と現代がゼロ成長の時代で似ているというのは、なるほど、だった。
江戸と東京の比較によって未来東京が見えてきそう。子供の教育の羅針盤になるかな。