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禁止する方が危険と思うけどね。加盟しない北朝鮮とかはどーやって抑止するのさ。
国連における核兵器に関する決議は数多く存在する。そのほとんどに、我が国は賛成もしくは棄権してきており、私の知る限りこれまで反対はほとんどなかった。岸田文雄外相は記者会見で「唯一の被爆国としてしっかり主張したい」として、交渉には参加する意向を示したとのことだが、決議に反対して条約交渉に前向きに取り組むというのは矛盾している。

被爆地出身の岸田大臣をもってしても反対となった理由は何か。日露で北方領土交渉を進めるために米国(決議には同じく反対)の機嫌を損ねたくなかったといううがった見方も出ている。パリ協定締結の遅れに続き、安倍政権の外交に疑問符がついた。国会でも質していくことになる。
これは申し訳ないが、本当に理解できない決定だと思います。
唯一の被爆国という主張はもちろんのことですが、オバマ大統領が広島を訪れてスピーチした”プレミアム”をないものにしてしまったと同じだと考えます。苦渋の選択ではあったと思うのですが(私も交渉団の中でどのような話し合いがあったのか内容は知らないので)、核兵器なき世界に向けての世界の動きに反してしまったとのイメージは拭えないでしょう。
とても残念に思います。
核をめぐる日本の国連での行動は理解しがたいものが多く、外務省にも取材したこともあります。外務官僚たちは「これだから素人は困る」という感じで順々と説明してくれますが、その複雑骨折したような NO,because の論理はやはりおかしいと思いました。論理はシンプル、明快でないといけません。まして被爆国であることは日本の原点です。
この決議に少なくとも反対は、ない。
夏のオバマ大統領の広島訪問は何だったのか。被爆地を選挙区とする外務大臣が、唯一の被爆国としての主張はされなかったのか。国会質疑でも態度を最後まで明らかにしなかった外務大臣。どんな外交交渉があったのかは推察になるから言及しないが、この政府の判断には落胆する。
それほど話題になっていないように思えてしまうのは、アメリカにいるからなんでしょうか。
アメリカの主要メディアが大統領選の報道に追われているからなのか、核兵器禁止決議に対するアメリカの姿勢なのか、それほど大きく扱われていないように感じます。
日本は被爆国であり、核保有国ではないが、米国の「核の傘」の下にあることを理由に反対。今後の動向にも注目したい。
とんふぃさんに同意。アメリカではあまり話題になっていませんし、NYTもAP通信の記事を貼り付けています。

http://www.nytimes.com/aponline/2016/10/27/world/ap-un-united-nations-nuclear-prohibition.html?_r=0
オバマ大統領広島訪問の際の安倍首相演説が、いかにむなしいものか、虚飾に満ちたものか、今改めて思う。

「核兵器のない世界を必ず実現する。その道のりがいかに長く、いかに困難な者であろうとも、絶え間なく努力を積み重ねていくことが今を生きる私たちの責任であります。

 そして、あの忘れえぬ日に生まれた子供たちが恒久平和を願ってともしたあの灯火に誓って、世界の平和と繁栄に力を尽くす。それが今を生きる私たちの責任であります。

 必ずやその責任を果たしていく。日本と米国が力を合わせて、世界の人々に希望を生み出すともしびとなる。この地に立ち、オバマ大統領とともに改めて固く決意しています。そのことが、広島、長崎の原子爆弾の犠牲となった数多の御霊の思いに応える唯一の道である。私はそう確信しています。」
反対せざるを得なかったことには、残念で仕方ならない。一方で、条約交渉には参加するので、日本はここでしっかりと主張し、主導したいところ。

日本の現状は、隣国に核ミサイル実験をしている国連と遠い国があり、それに対抗するために日米同盟で構えている。
隣国に、攻撃を「躊躇させる」ためには、抑止力は必要。その抑止力がどうあるべきかは、議論の余地があるし、核による抑止に依存しなくて良い状況を作ることには努力せねばならない。