【亀山×楠木】無駄なことをやりまくれば、かえって道は開ける

2016/10/30

誠実さがないヤツには怒る

亀山　それでは、会場からの質問を受け付けようか。

質問者　亀山さんは先ほど「自分自身のビジョンではなく、担当者それぞれのビジョンに賭ける」とおっしゃいました。ただ、以前は「亀チョク」で採用した人が、お金だけ持って音信不通になったこともあると聞いています。

亀山　ああ、いたいた（笑）。

質問者　そこで、人を管理する上で、工夫していることはありますか？

コメント

注目のコメント

• 亀山 敬司

  DMM.com 取り仕切り役　会長

  ・2016年10月31日

  自分の欲望にフタをし過ぎると、ある日突然、欲望に復讐されちゃうよ。修行だけじゃなく欲望の果てにたどり着く境地もあるんだろうね。
• 楠木 建

  一橋大学 教授

  ・2016年10月30日

  頭で分かっていても体がついていかない。人間は動物なので体に染み込ませて覚えさせなければ行動にならない。
  それにしても亀山さんは印象深い方だった。お読みいただきありがとうございました。
• 渡辺 徹

  法務関係

  ・2016年10月30日

  私が尊敬している上司から教えられた言葉で、心に刻んでいることに
  
  「信頼はするが信用してはいけない」
  
  というのがあります。
  
  信頼することで、人はモチベーションを保てる。一方で、だからと言ってミスを犯さないということはない。人間がやることなのだから、絶対ミスが起きない、などということはあり得ない。
  つまり信用しきってはいけない。
  
  部下がミスを起こしたときにどう対処するのかを考えておく必要がある。
  信用しきってしまうと、ミスや問題が起きたときの対処が遅れる可能性が高い。何か起きてから対応しているようでは遅すぎるし、さらに信用しきっていたがために部下に対する不信感まで生まれてしまうことになります。
  
  問題が起きることを前提に対処法を想定しておくってことかなと。
  
  自分が完璧ではないのだから、完璧など求めちゃいけないんですよね。