ドゥテルテ大統領の超法規的殺人に隠された真実
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この記事に強く同意します。
確かに4000人が警察に射殺されたというと怖いですがそれにより73万人が自首したのですから色々な見方ができます。
フィリピンの大きな問題は治安と汚職です。私はセブ島に住んでいるのですが劇的に良くなってきていると実感できます。
犯罪者から恐れられるドゥテルテ大統領なので暗殺が心配です。マフィアから20億円の懸賞金を付けられているとも聞きます。
大統領の任期は6年で再選がありません。
もし暗殺されずに改革をやり遂げることができたらフィリピンはアジアの優等生になると思います。フィリピンの治安の悪さも、この政策が大きな成果を上げていることも、そしてフィリピンの人たちの大部分がドゥテルテ大統領を支持を支持していることも、全て承知の上で、それでも彼は間違っていると私は思います。
確かに屑のような犯罪者の命4000人と引き換えに、73万人の犯罪者が自首した事は、素晴らしいことかもしれません。
麻薬密売人には生きる価値などなく、ましてや裁判を受ける権利など全く存在しないのかも知れません。
生きる価値のなどない犯罪者を全て始末すれば、きっと治安は良くなり、人々は犯罪の恐怖から解放されるかもしれません。
でも、たとえそうなのだとしても、本当にそれでいいのでしょうか。
フィリピンには警察も、裁判も、刑法も、罪に見合った量刑も必要ないのでしょうか。
(因みにフィリピンには死刑制度はありません)
他国のことだから好きにしたらいい、日本には関係ないというのもその通りだと思います。
しかし私は日本がすべき事は、殺人と引きかえの治安を黙認する事ではなく、ドゥテルテ大統領が本気で犯罪と立ち向かおうとしているのなら、警察の教育や装備、人員の拡大の為の援助を行い、恐怖よってではなく、法によって国が収められる様助けることではないのかと思うのです。数字だけをみて正当化はできません。
私は、フィリピンの実情を真に理解できてはいませんが、数字だけで効果をあげているから、人の命を超法規的方法で奪ってよいのか、それは、罪刑法定主義という民主主義の根幹に反する行為ではないのか、という視点は忘れないでいただきたいです。