[東京 19日 ロイター] - 観光庁が19日発表した訪日外国人消費動向調査によると、16年7─9月の訪日外国人旅行消費額は9717億円となり、前年同期比2.9%減少した。前年同期比での減少は19四半期ぶり。1人あたりの旅行支出も15万5133円で前年同期比17.1%減少した。
一方、日本政府観光局が同日発表した9月の訪日外国人客数は前年同月比19.0%増の191万8000人となった。
[東京 19日 ロイター] - 観光庁が19日発表した訪日外国人消費動向調査によると、16年7─9月の訪日外国人旅行消費額は9717億円となり、前年同期比2.9%減少した。前年同期比での減少は19四半期ぶり。1人あたりの旅行支出も15万5133円で前年同期比17.1%減少した。
一方、日本政府観光局が同日発表した9月の訪日外国人客数は前年同月比19.0%増の191万8000人となった。
(c) Thomson Reuters 2024 All rights reserved.
旅行のデータ分析をしていて、つくづく訪日外国人という表現に抵抗を感じています。海外の統計では、VISITORSとRESIDENTS(永住権を持つ人も含まれます)という正確な表現を使用しています。国籍ではないのです。しかも、日本を訪れるVisitorsの1400万人は中国、香港、台湾、韓国ですから、無理に外国人といわないほうが良いでしょう。米国統計では、メキシコ、カナダは別扱いで、メキシコ、カナダを除いた数字で、OVERSEASと表現します。日帰り客が、メキシコで6割、カナダで3割は存在ます。対馬・プサンも15万人以上は日帰り客ですが、まだ宿泊させようとこだわっています。いずれにしても、日本は、経済規模に比して、極めて訪日外客も、日本人海外旅行者数も少なく、特異な地域です。経済だけを考えるのであれば、移民のほうがもっと効果があるでしょうし、移民がまた更に旅行者を増加させるのです。
フローよりもストックの視点が大切。リーピーターを増やすこと。台湾の方に多いが、日本での観光経験の蓄積が多い人ほど新しい場所に行く。訪問地が分散し日本の観光開発が底上げされる。「ゴールデンルート」以外の場所にどんどん行くようになるとインバウンドは加速する。
自動車の次に日本が世界に売れるものは、今の所文化しか思い当たらない。
観光にいらしてくださる世界の皆様に「日本はいいな、素晴らしい文化がある国だ。また来よう」と尊敬の気持ちを思ってもらえるように、本格派の歴史や文化をきちんと見せること、それから、外国の方が迷わずに色々なところに行けるように、街やお店の表示をわかりやすく整備すること、大事なのではないかな?と思っている。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか